初心者向けクレジットカード講座 Part 5 – ポイントの交換先にも注意して —

以前の投稿はこちら

1. 特典 – ポイントかマイルかゴールドカードか –
2. クレジットカードのポイント還元率
3. ポイントの使いやすさ
4. 海外利用
5. 何枚持つべきか

今回はポイントの交換先に着目します。クレジットカードはポイントやマイルの形で還元されているという話を前回したと思います。ただ、カードによってはあえてポイントを使いづらく設定し、ポイントを交換させないように工夫している所もあります。これは、カード会社としては皆さんにポイントを使わせないことで、自社の利益にしようと目論んでいるのです。

セコい話だと思うかもしれませんが、実はカード会社としても馬鹿にならない額なのです。 調査によると、年間500億円ものポイントが日本国内で失効しているのです!(外部サイトに飛びます)。凄い額ですよね。

まずは、クレジットカード会社がポイントを交換させないようにしている(してきていた)事例を紹介します。その上で、ポイントの使い道として見るべき部分について解説したいと思います。皆さんにはポイントを使いやすいカードを選んで欲しいですね。

ポイントを使いづらくしている事例

ポイント交換するのに申請書を郵送!?

そんな馬鹿なことを、と思うかもしれませんが実話です。カード名は伏せますが、ここのカードでは、まずポイントを交換するためにポイントの使用申請書を郵送してもら必要がありました。そこに必要事項を記入した上でカード会社に返送します。返信用の封筒はなく、自腹を切って封筒を購入し、切手を貼り付ける必要までありました。更に郵送が受理されたかどうかのメールもありません。明細を見てやっと受理されたんだなと安心します。

これは2011年頃に私が社会人になって初めて取得したクレジットカードでのことです。5年前の時点でweb明細もありましたし、ポイントの交換をwebで行うことくらい造作も無かったと思います。更に返信用の封筒や切手に自腹を切るのも何ともカード使用者をバカにしている感じがします。

ただ、当時は、高還元率カードとして、盛んに紹介されていました。要はポイントを現金なり商品に交換して欲しくないので、このようなセコい真似をするのです(現在は、改善されています。)。

ポイントの交換先が限定されている

上の事例ほどではないですが、これも酷い話です。ポイントの交換先は各社様々ですが、実はポイントの使い道をかなり限定している事例が多いです。一つは自社ポイントモール限定のもの、更には特定の電子マネーとしか交換出来ないカードがあります。

自社のポイントモール限定でしか使い道がない場合、何か無理してでも買い物をする必要があります。普段からポイントモール内のショップを利用する人なら問題ないですが、あまり利用しない人にとっては騙されたような気分になりますよね。

更に、特定の電子マネーにしか交換できないカード。あなた自身使っている電子マネーは多くて2,3種類ではないでしょうか。クレジットカードのポイントをあなたが使っている電子マネーにチャージ出来ないと知ったらガッカリしますよね。(今、例に上げているカードは実在しますので、皆さん気を付けて下さいね。しかも、オトクなカードとして広告されています!)

その他

他にも様々なポイントを使いづらくする工夫をカード会社は行っています。以下はその例です。

1. ポイントに有効期限がある
2. 1000円単位でしか使えない
3. ポイントをすぐに使えない
4. 複数の種類のポイントが溜まる

1,2はわかりやすいと思います。3について少し解説します。例えば、今ここにポイントを特定の通販でしか使えない商品券と交換可能なカードがあったとします。更にあなたは、その通販でモノを買いたいと仮定します。カード会社はすぐにポイントを商品券に交換してくれません。一ヶ月後に交換してくれるのです

さて、どうでしょう。本当に買いたいモノならスグにでも買うと思います。もしすぐに買う必要の無いモノだったとして、一ヶ月後に同じ商品を買いたいと思いますか。一ヶ月後に同じモノを見ても要らないと思う確率は結構高いと思います。 更にその商品券の有効期限は3ヶ月しかないのです(!)

つまり、頑張って欲しいものを別途探す必要があるのです。なかなかずる賢いやり口ではあるのですが、使う側からすると何とも嫌らしいやり口です。(このカードも実在しますので、くれぐれもお気を付けを・・)

4. に関しても少し解説します。実は一つのカードで支払っても二種類のポイント付くカードがあるのです。私たちからすると一種類のポイントにまとめてよ、と言いたくなりますがそこは大人の事情です。何が良くないかというと、ポイントが分散すると使い切りづらくなります。それぞれのポイントの使い道は違うので一方のポイントが使いやすい状況であってももう一方が使いづらいことは多分にあります。

更に1000円単位でしか交換できない等の縛りがあるともう大変です。なかなかポイントが溜まらないと面倒になってポイントのことも忘れてしまいます。完全にカード会社の思う壺ですね。 皆さんもカードを選ぶ際は気を付けましょう。

ポイントから見た良いクレジットカードとは

では、良いクレジットカードとは何かというと上で挙げた要素がなるべく少ないモノになります。なかなか、全ての要素を満たしているカードは少ない(あっても還元率が低い)ので、ある程度は我慢する必要が出てきます。

私としては、あなたにたった一つの要素に気を付けて頂いてもらいたいです。 それは日常的に使っているお店で使えるポイントに交換可能なカードを選択することです。それは、通販でも電子マネーでも構わないと思うのですがポイントのために敢えて新規店舗を開拓する必要は無いと思っているからです。

また、上で挙げた様々な要素は年会費無料のカードなら絶対に何かしらの形で存在します。

還元率だけに惑わされず、ポイントの交換先にも注意を払って下さいね。

今回は以上になります。

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