お得感が小さいクレディセゾンのポイント投資サービス

クレディセゾンのポイント投資

クレジットカードのポイントは通常、1%程度しか付きません。このポイントをいかに活用するかで悶々とするわけですが、一つ珍しいサービスを紹介しましょう。

それが、クレディセゾンが発行しているクレジットカードです。何と、得られたポイントで投資することが可能です。ホームページ上では、選択した投資コースによっては最大で15%程度の利益を得られる旨が書かれています。何と特許まで取得しようとしています。クレジットカードのポイントで投資を行えるのはクレディセゾンとインヴァストカードだけです。

また、投資は何となく儲かると思っている人も多いのではないでしょうか。昨今の相場状況を見ても、日経平均には景気の良い数字が並んでいます。ポイントで投資というと、お手軽感につられて始めてしまう方もいるかもしれません。

ただ、あまりにも良いことしか書かれておらず、ホームページ上の情報だけでは投資について知らない人が騙されてしまうと感じたので、少し解説したいと思います。アクティブコースかバランスコースかどちらを選択したら良いかについても私なりの見解を書いていきます。

クレイディセゾンカードについて

ポイントの投資の話題に入る前にクレイディセゾンカードについて簡単に説明いたします。

クレディセゾンは、流通系の会社と提携したクレジットカードを発行しています。例えば、以下の会社と提携しています。

・ウォルマート
・ローソン
・PARCO
・無印良品
・ロフト
・高島屋
など他にも40社以上

また、ポイントは”永久不滅”というキャッチコピーを用いています。ポイントに有効期限はありません。

他のクレジットカード会社であれば、ポイントは2年間有効である場合が多いので、ポイントを使い忘れてしまう可能性がどうしてもあります。その点、クレディセゾンのクレジットカードであればポイントを使い忘れる心配もありません(ただし、クレジットカードを解約した場合、ポイントは無効となります)。

永久不滅ポイント運用サービスについて

ポイント運用サービス特徴

クレディセゾンで得られたポイントは、商品の購入などに使用することも出来ますが、ファンドに投資することも出来ます。これが、永久不滅ポイント運用サービスです。

ポイント運用サービスでは、アクティブコースとバランスコースの二種類が準備されており、好きな方を選択して投資することが出来ます。

その違いを公式ホームページから抜粋します。

アクティブコース
外国株式・外国債券を中心に
積極的にプラスを狙うコース。

年間15.0%程度変動する可能性があります。

バランスコース
国内債券を中心に
安定的な運用を目指すコース。

年間3.0%程度変動する可能性があります。

また、ポイントの収益についてグラフ化して説明してあります。

クレディセゾンの投資信託収益推移

アクティブコースはすごい収益を上げていることがかわります。確かに、素晴らしい運用成績のようです。

アクティブコースの注意点

これだけ見てしまうと、クレディセゾンのポイントは投資しよう、投資先はアクティブコースが良いなと思ってしいがちです。ただし、ちょっと待って下さい。

アクティブコースですが、実は年率0.991%の信託手数料を支払う必要があります。これは、あなたがポイントを1万円分アクティブコースに投資したとすると、年間99円の手数料が徴収されることを意味します。

アクティブコースでは、投資の専門家の人達に値上がりしそうな株を購入してもらって、その収益があなた自身に還元される仕組みとなっています。専門家が投資する訳ですから、彼らへの給料は支払う必要があります。それが信託手数料の名目で差し引かれるのです。

アクティブコースでは、”MSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)”という投資信託を実際は購入しています。無論、投資信託は決して悪いわけではありません。アメリカGE社やゴールドマン・サックス社など全米を代表する会社に投資しています。問題なのは、信託手数料だけです。

尚、公式ホームページ上にはアクティブコースの投資信託を購入する際の手数料が無料だという旨が書かれています。これは、この投資信託を購入するための手数料が無料だというだけです。銀行や証券会社経由で先程から説明している投資信託を購入しようとした場合、1~3%程度の手数料を取られるのが普通です。これが無料になる、、という話です。

投資したことの無い人だと恐らく、注目しない項目かと思いますが、きちんとホームページ上には書かれています。先程から説明した内容を理解した上で、アクティブコースへ申し込みましょう。

考慮するにも値しないバランスコース

クレディセゾンで選択できる投資コースの中で、バランスコースについても説明します。バランスコースについても実は0.991%の信託手数料を支払う必要があります。

バランスコースですが、主に日本国内の債券で運用しているようですが、日本国内の債券を扱う投資信託に0.991%も手数料は通常発生しません。アクティブコースでは、外国の株を購入するので、為替手数料の分割高になるのは理解できます。にも関わらず、バランスコースでアクティブコースと同じ手数料を取っています。ぼったくりの商品だと言わざるを得ません。

投資初心者の方を騙すための商品なのでしょうね。

どちらが良い?

クレディセゾンのポイント投資はNG
投資家目線からすると、アクティブコース・バランスコースいずれも買わないほうが良いです。証券会社で購入すれば、上の二つよりももっと良い商品が売られています。国内債券であれば、信託手数料は0.2%以下に抑えられるはずです。

また、アクティブコースが購入しているアメリカ株式であれば、昨今0.2%程度の信託手数料で購入可能な商品が出始めています。クレディセゾン経由で購入するより、証券会社経由で投資信託を購入した方がお得だと私は考えます。

投資の世界は闇が深いです。あなたのお金を投資という名目で、クレジットカード会社以外にも銀行や保険屋などが狙っています。言うことは全員一緒で、狙いも全員一緒です。手数料が欲しいだけですね。

クレジットカードのポイントという小銭で投資の世界を覗けたあなたは大変ラッキーだと思います。銀行であれば、あなたの全財産を投資するよう勧められる可能性まであります。今後も気を付けていきましょうね。

今回は以上になります。

クレジットカードのポイントで投資できるものとして、インヴァストカードが発行されています。こちらに関しては、良い投資信託を購入可能ですので、良かったらこちらの記事を参考にしてみて下さい。

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