クレジットカードの明細書は郵送が安心!-紙で確認するのが良い理由-

今回の記事では、クレジットカードの明細書についてお話していこうと思います。クレジットカードの明細書はオンライン上で確認するパターンと、明細書を紙で郵送してもらうパターンの2種類があります。あなたは、どちらですか?

私は紙とオンラインの明細、いずれも利用しています。その経験から申し上げますと明細書は紙で郵送してもらう方がオススメです。なぜなら、紙だと明細を確認しなければならない、というプレッシャーを与えてくれるからです。今回の記事では、オンライン・紙それぞれの明細のメリットを比較て、紙の明細がいかに優れているか、解説していきたいと思います。

オンライン・紙の明細について

クレジットカードの明細は紙で郵送たほうが良いのか

オンライン明細とは

オンライン明細とはクレジットカードの明細書を、インターネット上からPDFなどの形式で出力してくれるサービスのことです。その特徴は、あなたのパソコンやスマートフォンでいつでも明細書を確認出来る所にあります。また、データですのでオンラインストレージなどに明細書を保存すれば、半永久的に過去の明細を確認することが出来ます。

紙媒体の明細とは

紙媒体の明細は、あえて説明するまでもないでしょう。期日になったら、クレジットカード会社より明細が郵送されてきます。郵送物を、封筒の表紙も見ずに捨てる人はいないと思います。クレジットカード関連の郵送物であれば、絶対に確認しますよね?この確認させる行為が紙の明細のシステムになっています。

オンライン・紙の明細のメリット

オンライン明細のメリット

オンライン明細のメリットも色々あると思いますので、その例を紹介します。

過去の明細を確認可能

紙での郵送物ですと、明細は通常1回しか送付されません。しかし、オンライン明細であれば、好きなタイミングで明細を確認できます。無論、紙で明細を郵送してもらってもオンライン上で明細自体は確認可能なのですが、オンライン明細を申し込んでいる場合、紙で明細を確認する人より、長い期間分の明細書を確認することが出来ます(通常、半年~1年の間)。

クレジットカード利用料が割引される

紙の明細の郵送代が無くなったことにより、キャッシュバックをしてくれるクレジットカード会社ががあります。金額自体は毎月10~50円程度になります。

クレジットカードはあなたが死ぬまでお世話になる類のものです。塵も積もれば山となるではないですが、ほんの少しのキャッシュバックでも一生分で考えればそこそこの金額を節約できます。

環境に優しい

オンライン明細を利用した場合、印刷不要となりますので、紙で明細を郵送してもらった場合より環境に優しいです。

また、紙で明細を受け取った場合、明細以外の広告含め、A4で10枚分程度の紙が郵送されます。これをオンライン明細で済ませた場合、約35グラムのCO2排出量を削減出来ます。

紙の明細がオンライン明細より優れいている点

ずばり、明細を確認する可能性が、オンライン明細に比べて圧倒的に高い点にあります。。

紙で明細が郵送された場合、さすがに封も切らずに捨てることはないと思います。すぐ捨てるにしても封を切って少しは明細を見ますよね?これが非常に大きいと思います。

支払い催促状でもあるクレジットカードの明細書を、好き好んでみたいと思う人はいないと思います。なので、見なければいけないと思わせる仕掛けがないと、明細書は段々と確認しなくなってしまうのです。その解決手段として紙の明細書は最適です。紙の明細書が手元にあった場合、中身を確認してから捨てると思います。その際、明細書の中に書かれている情報を確認することになります。

そうすれば、明細書に書かれている様々な情報(支払い合計額・振込み日・明細書・ポイントの有効期限など)を一度はあなた自身の目で確認するようになります。あまり使い慣れていない人であればあるほど、紙の明細はおすすめです。

明細書に書かれている内容

最後に、明細書内に書かれている内容について解説していきます。

支払い合計額を確認できる

支払い合計額をみることで、あなたがお金を使いすぎていないか確認できます。今月はお金を使いすぎたな、、と思えば来月節約しようと思いますよね?その点をあなたに気付かせてくれます。

また、使いすぎたことを把握できる以外にもクレジットカードの不正利用に気付けます。見に覚えの無い請求があった場合は、何の支出に関する項目だったのか調べた上で、全く身に覚えがない場合はクレジットカードに電話しましょう。補償してくれると思います。

貯まったポイントを確認可能

クレジットカードを利用した際、うれしいのがポイントがたまることです。明細書には、加算されたポイント・今まで貯めてきたポイントの累計額・ポイントの有効期限について記載されています。

貯まったポイントは割引に利用するもよし、書いたかった商品の購入に充ててもよし、ガンガン使いましょう。

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(事業主用)経費管理しやすい

クレジットカードを事業用と私生活用を完全に分けられている場合は別ですが、仕方なく私生活用のクレジットカードで事業用の費用を決済してしまうケースがありますよね?この場合、紙で明細書は持っておいていた方が良いです。何故なら、あなたの計上している経費が事業用であることを税務署へ説明しやすいからです。電子データは捏造しやすいため、税務署に明細を信じてもらえないリスクがありますが、紙の明細であればそのような心配も不要です。

事業用の費用であることを明確にするためには、明細に書かれている項目のうち、事業用の費用を蛍光ペンなどでわかるようにハイライトしておいて、ファイリングするだけで済みます。大した手間ではないですよね。

オンライン・紙の明細どちらが良い?

クレジットカードの明細は紙で郵送した方が良いと思います
先程から見てきている通り、オンライン・紙いずれもメリットがあり、どちらが優れているとは必ずしも言いづらい面もあります。しかし、支払い合計額を確実に確認出来ることに私は大きなメリットを感じていますので、紙の明細をオススメします

クレジットカードの明細を見る最大の理由は、不正利用されていないか確認するためです。不正利用されてしまうと、クレジットカードの限度額分あっという間に使われてしまいます。すると、どんなに貯金があっても、あっという間に貯金ゼロになってしまいます。

その点、紙で明細を郵送してもえば、忘れること無く明細を確認することになりますので、不正利用による膨大な損失を抱え込まずに済みます。

今回は以上になります。

参考記事
クレジットカードを有効に使うには、クレジットカード会社のビジネスモデルを理解することが大事です。こちらの記事にまとめましたので、あなた自身が損をしなくて済むようなクレジットカードの使い方を理解して下さいね。

※オンライン明細であっても同じですが、強制的に見させるシステムとなっている分、紙で明細を郵送してくれた方がありがたいですね。

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