AIRDOカードはエア・ドゥを頻繁に利用する人向けのクレジットカードです

AIRDO(エア・ドゥ)をご存知でしょうか。北海道の札幌市発祥の会社で、航空券をJALやANAと比べ、割安に購入できるということで人気な航空会社です。

その、AIRDOがお得なクレジットカードを"AIRDOカード"という名前で発行しています。

そこで、今回の記事では、AIRDOカードについて解説したいと思います。その中で、このクレジットカード特徴・メリットに関して説明していきます。

基本スペック

 年会費 1728円
 ETCカード 540円
 マイル還元率 0.025%
 ブランド VISAのみ
 旅行傷害保険 国内・海外共にあり

年会費

年会費は1728円掛かってしまいますが、入会初年度は無料です。よって、1年目に試しでAIRDOカードを取得した後に、気に入らなかったら解約する、などの手段がとれます。

マイル還元率

ホームページ上には1000円につき、ワールドプレゼントポイントが1ポイント付与されます。ただし、ワールドプレゼントポイントをAIRDOのマイルへと交換する際は1ワールドプレゼントポイント = 0.25マイルのレートとなります。

全然、ダメじゃんと思ってしまうかもしれませんが、結論を出すのは少し早いです。何故なら、AIRDOの航空券を購入する際は、1マイル=10円近い価値があります。マイル還元率は2%以上ありますので、普段の買い物などでもAirdoカードは積極的に利用したいですね。

航空券購入時のマイルの貯まり方

AIRDOカード@航空券
では、AIRDOカードを持っていたとして、航空券購入時にいくら分、マイルが貯まるのでしょうか。以下、説明していきます。

搭乗ポイント

航空券購入金額100円につき、1マイル貯まります。更に、搭乗6回ごとに100マイル分、プレゼントされます。

他の航空会社だと、旅割を使用した場合はマイル獲得率が下がるなど、ややこしいルールを設けていますが、AIRDOのマイルの計算式はわかりやすく、これしかルールはありません。

AIRDOホームページ上から航空券購入

AIRDOカードでAIRDOの公式ホームページ上から航空券を購入した場合は航空券購入金額150円につき、1マイル追加で貯まります。更に、年度内に一回でもAIRDOに搭乗したならば、初回に限り100マイル獲得出来ます。

搭乗ポイントと合算すると、100円につき、約1.7 マイル貯まる計算となります。中々、お得なレートですね。

有効期限

有効期限に関してはちょっとややこしいのでご注意下さい。

1. AIRDOホームページ上から航空券を購入した際に貯まったポイントは、獲得した日の翌年度末で失効してしまいます。

2. 搭乗ポイントに関しては、有効期限が2年間あります。更に、有効期限内に一度でもAIRDOを利用してマイルを加算できれば、有効期限が更に2年先へと伸びていきます。

3. ワールドプレゼントポイントの有効期限も2年間です。ただし、他のポイントと異なり、有効期限の延長はありません。

結構、複雑ですね。ただし、マイルを失効させない意味でも、AIRDOを頻繁に利用する人向けのクレジットカードであることは、理解できるかと思います。

マイルの使い方

航空券へ交換する

AIRDOカードで貯まるマイルは、お得なレートでAIRDOの航空券と交換可能です。具体的に見ていきましょう。

路線期間
HRL
東京-札幌 1,800 1,600 1,400
東京-函館
札幌-名古屋
札幌-神戸
札幌-岡山
札幌-広島
東京-旭川 2,000 1,800 1,600
東京-女満別
東京-釧路
東京-帯広
札幌-仙台 1,600 1,400 1,200
函館-名古屋

H, R, Lは時期を表しています。Hはハイシーズンと言って繁盛期のことを、Lはローシーズンと言って閑散期のことを、Rはレギュラーシーズンで通常の時期のことを指します。

2017年に関しては、以下の日付で設定されています。

 項目日付
H1/1~1/4, 3/17~3/31, 4/29~5/8, 8/4~8/16, 12/23~12/31
R3/1~3/16, 4/1~4/28, 5/9~8/3, 8/17~10/31
L1/5~2/28, 11/1~12/22

少ないマイルで航空券と交換できることがおわかり頂けましたか。東京、千歳間はレギュラーシーズンで17,000円ちかく掛かります(旅割28にて購入した場合の価格です)。AIRDOに関しては1マイル = 10円以上の価値があるのです。

よって、AIRDOカードを使って、AIRDOへ搭乗した際の還元率は17%にも達する、非常にお得なクレジットカードに化けます。

AIRDOカードがオススメなのは、どのような人か

日常的な買い物においても出来るだけAIRDOカードを利用するようにします。マイルは確かにお得なのですが、航空券と交換出来なければ全く意味がありませんので。

ただし、通常の買い物では、年間40万円使ったとしても100マイルしか貯まりません。やはり、マイルを貯める上で重要なのは、Airdoを利用すること、です。

ではどのくらい頻繁でAirdoを利用する人が対象となってくるのでしょうか。個人的には、最低でも年2回はAirdoを利用する人がAirdoカードを作って、得できると考えています。毎年1回しかAIRDOに乗らない方は、マイルを失効させてしまうリスクが高いので、正直オススメしません。

ゴールドカードとの比較

AIRDOカードにはゴールドカードもあります。スペックの比較をこちらに記載します。

 項目 一般カード ゴールドカード
 年会費 1728円 12960円
 入会資格 満18才以上 満30才以上
 海外旅行傷害保険 2000万円 5000万円
 国内旅行傷害保険 2000万円 5000万円
 ショッピング・プロテクション 100万円まで 300万円まで
 利用可能枠 80万円まで 200万円まで
 入会のプレゼントマイル 200マイル 300マイル
 AIRDO搭乗時のボーナスマイル 150円につき1マイル 120円につき1マイル

微妙な差ですね。年会費は1万円以上違うのですが、付与されるマイルだけで元を取ろうと思うと、15回はAIRDOに利用することが求められます。

一般の私たちからすると、とても元を取ろうなどと考えてはいけないクレジットカードです。

ゴールドカードは得か損かではなく、ステータス性を求めるかどうかで保有するかどうかは判断した方が良いですね。

まとめ

AIRDOカード@まとめ
いかがでしたか。AIRDOカードについて紹介していきました。

マイルを航空券へ交換するハードルは結構高いので、出来るだけAirdoカードを用いて支払いたい所です。それだけでなく、年に2往復分はAIRDOを利用しないと、マイルが失効してしまう恐れがあります。

クレジットカードの取得をする際は十分、検討して下さいね。

今回は以上になります。

参考までに、他の航空会社が発行しているクレジットカードについて紹介します。比較対象として、読んで頂けると幸いです。

※今回の記事では、AIRDOカードを使うことで得られるのは"マイル"だと表現しました。

ただ、ホームページ上では"AIRDOポイント"という名前で呼ばれています。マイルの方が馴染みがあるかなということで、勝手に読み替えさせて頂きました。

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