TDポイントプラスカードをご存知でしょうか。東京ドームグループが発行しているクレジットカードで、東京ドームシティの他、熱海後楽園ホテルなどでお得にポイントを貯め・かつ使用することが可能です。
そこで、気になるのはどんなスペックで本当にお得なクレジットカードか、ですよね。そこで、今回の記事では、TDポイントプラスカードの特徴に関して、解説していきたいと思います。
目次
基本スペック
項目 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 1.0% |
東京ドームシティ関連 の施設での買い物 | 最大5.0% |
年会費
TDポイントプラスカードは三井住友カードと提携した上で発行されているのですが、三井住友カードが発行しているクレジットカードにしては珍しく、年会費が基本無料で設定されています。
ただし、年間に1度でもクレジットカードの利用が無かった場合は、1350円(税込み)の年会費が発生してしまいますので、ご注意ください。もっとも、わざわざクレジットカードを作ったにも関わらず、放置しておく人は殆どいないと思います。
もし、TDポイントプラスカードの代わりに別のクレジットカードを使うようになったら、即解約するようにしましょう。
TDポイントプラスカードプラスの特徴
ステージアップサービスがある
TDポイントプラスカードには上の図のように年間の利用額に応じてステージが割り当てられます。初期のステージはレギュラーです。レギュラー時には、東京ドームシティ関連の施設利用時にボーナスポイントが支払い額の2%分上乗せされます。
更に、年間20万円以上利用すると、シルバーランクにあがり、ボーナスポイントが3%になります。年間50万円以上利用するとゴールドランクにあがり、ボーナスポイントが4%にも達します。
レギュラーステージであっても、通常のクレジットカード利用時のポイント分とあわせTDポイントプラスカードの還元率は3%相当になります。最低ランクであっても十分高い還元率を獲得できるのが、TDポイントプラスカードの特徴です。
ゴールドステージまでランクアップすれば、ポイント還元率は5%相当まで達しますが、必ずしもそこまで使い込まなくても、十分だと私は感じています。
ただ、スパなどの施設に通っている人はステージアップも十分可能です。一度、狙ってみてはどうでしょうか。
東京ドーム主催のイベント招待券を獲得可能
TDポイントプラスカードを作成することで"ふるさと祭り東京平日限定招待券"および"テーブルウェア・フェスティバル入場ご招待券"をペアで受け取ることが可能です。
テーブルウェア・フェスティバルでは、食卓を彩る様々な食器類の物販を行っています。本来、入場券だけで2100円かかります。この入場券が無料で受け取れるのは嬉しい話ですね。
ポイント還元率も1%
三井住友カードの一般的なポイント還元率は0.5%です。対して、TDポイントカードプラスはポイント還元率が1.0%もあります。
ポイント還元率が1%もあると、年50万円の利用で5000円ものポイントを貯めることが出来ます(0.5%だと2500円)。結構大きな差ですよね。ポイント還元率1%というのは大きなメリットなのです。
また、ポイントの有効期限は最終お買上げ等のポイント加算があった日から、1年後の同月末日までです。
更に、有効期限までにポイントを加算できれば、そこから1年後が有効期限となります。つまり、クレジットカードを毎年一回でも使い続けていけば、実質ポイントの有効期限は無いに等しいです。
ポイントはついつい使い忘れてしまうもの。私たちにとっては、ありがたい話ですね。
紙の明細書を無料で受け取り可能
最近は、web明細が主流になりつつあります。紙の明細書の郵送となると、所定の料金を支払わなければならないケースが多い中、TDポイントプラスカードは追加料金無しで紙の明細書を受け取り可能です。
個人的にはココがポイントの高いところです。クレジットカードの使いすぎや、不正利用に気付くためにも明細書は確認しなければならないのですが、wweb明細書だと時間が無いなどの理由で確認を怠りやすいです。
その点、紙で明細書が送付されれば、とりあえず中身の確認ぐらいはしますよね。総額しか見ないかもしれませんが、それでも見ないよりは全然マシです。TDポイントプラスカードは私たちにとってありがたいサービスを提供しているのです。
ポイントの交換先は限られる
TDポイントプラスカードでは高いポイント還元率を誇っていますが、残念ながらポイントの交換先は限られています。
具体的には以下の通りです。
特定レストラン商品券:1000円(900ポイントで獲得可)
スパ ラクーア ビューティー&トリートメント商品券:1000円(900ポイントで獲得可)
アソボ~ノ!こども60分券:500ポイント(通常、930円掛かる)
アソボ~ノ!大人入場券:500ポイント(通常、930円掛かる)
東京ドーム ローラースケートアリーナ 入場券(2時間):600ポイント(通常、1500円掛かる)
宇宙ミュージアムTeNQ 入館引換券(一般):1200ポイント(通常、1800円掛かる)
東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア 入館券:1200ポイント(通常、2634円掛かる)
東京ドームシティ アトラクションズ ワンデーパスポート引換券:1500ポイント(通常、3900円掛かる)
熱海後楽園ホテル 1万円分宿泊利用券:5000ポイント
東京ドームホテル ツインルーム宿泊券:20,000ポイント(通常、40,000円掛かる)
実は、TDポイントカードプラスで獲得したポイントは東京ドームシティ関連の施設で利用可能な商品券やチケットにしか交換できません。
ただ、TDポイントプラスカードを作る人はそもそも東京ドームシティ関連の施設を何らかの形で利用しようとしている人が多いと思います。TDポイントプラスカードを作ろうとしている人にとって、この点がそこまで大きなデメリットにはならないかな、、と感じています。
ETCカードは有料
ETCカードに関しては、540円の年会費が発生してしまいます。いまどき、年会費無料のETCカードは世の中に沢山ありますので、無理してTDポイントプラスカード経由で作成する必要はありません。
電子マネーへの対応状況
TDポイントプラスカードには、iD機能が付与されています。iDは三井住友カードが運営している電子マネーで特徴はポストペイ方式を採用している点にあります。
ポストペイ方式とは、後払いのことです。つまり、電子マネーなのにチャージしなくても使えるのです。
iDはコンビニなどでも使用することが可能です。端末にTDポイントプラスカードをかざすだけで支払いが完了する分、クレジットカード払いよりもお手軽に決済できます。
また、iD以外にもnanacoやSuica、waonなどの各種電子マネーへのチャージ用としてTDポイントカードプラスを使用することは可能です。
ただし、残念ながらiD以外はチャージ時TDポイントカードプラスへポイントが貯まることは一切ありません。
nanacoへのチャージ用としてクレジットカードを準備するのであれば、チャージ時にもポイントが貯まる別のカードがオススメです。こちらの記事にまとめました。
私ならこう使う
ポイント還元率の高いTDポイントカードプラスはメインカードとして使用したいですね。
東京ドームシティの各施設でポイントを使ったときのお得度も高く、そこそこ頻繁で訪れる人にとっては最高のクレジットカードとなるでしょう。
東京ドームシティはアトラクションだけではなく、ショッピングや飲食店なども充実しています。ポイントの使い道はいくらでもありますので、ぜひ取得を検討してみてはどうでしょうか。
今回は以上となります。
参考までに当サイトでオススメのクレジットカードに関し、こちらの記事にまとめました。どれもお得なクレジットカードばかりですので、良かったら参考にしてみてください。