あなたはインターネット経由で通販や各種アプリの購入・課金などでクレジットカードを使っていませんか?クレジットカードはすぐにお金を支払える反面、不正利用による被害にも遭いやすいです。
インターネットの怪しいサイトへアクセスした場合も不正利用によるリスクがある程度ありますが、大きいのはメール経由だと思います。
例えば、私は以下のようなメールを受け取ったことがあります。
"あなたは、一億円当選しました。おめでとうございます。つきましては、下記アドレスより連絡下さい。"
"~~のサイトのシステムが一新しました。つきましては、下記アドレスよりパスワードの再設定をお願いします。"
更には、インターネット上でもサイトによっては、課金コンテンツにアクセスしたつもりが無くても、お金を請求する所もあります。
一体、インターネット上ではどのような手口であなたのクレジットカード番号などを抜いてくるのでしょうか、またその対策はあるのでしょうか。今回はこの2点について記事にしたいと思います。
インターネット上での不正利用の手口
偽サイトへの誘導
導入部分で説明したメールは全て、クレジットカード番号などを不正に入手するためのサイトへ誘導することを目的としています。そこのサイトでは、あなたの銀行で使用しているログインIDやパスワード、はたまたクレジットカード番号の記入を求められます。
当然、偽サイトの作成者にも情報が流れますので、即座にこれらの情報を元に銀行口座内の預金を不正に引き出されたり、クレジットカードを不正利用されたりと散々な目にあいます。
偽サイトへはアクセスしてはならないですし、万が一アクセスしてしまったとしても上に挙げられた情報を入力してはいけません。
彼らは、一日に1億ものメールアドレスに同一のメールを送付しているのです。ワンクリックで100万稼げるなら、みんなやりたがりますよね?だからいつまで経っても、迷惑メールはなくならないのです。
あなたにクレジットカード情報を入力させる脅迫めいた文章が入っている
これは、男性諸君であれば一度は体験しているのではないでしょうか?インターネット上のあるサイトのリンクを踏むと、あなたのIPアドレスとメールアドレスが書かれたサイトが表示され、数万円支払うよう指示されます。
気付いていないだけでどんなサイトであれ、あなたのIPアドレスやメールアドレスは、相手へ伝わっているのです。脅迫めいた文章を真に受ける必要はないのです。
真に受けてしまい、クレジットカード番号を入力しようものなら、不正利用によりクレジットカードの限度額一杯まで使われてしまいます。
インターネット上で不正利用にあわないための対策
基本方針
私も実践していますが、原則、インターネット上でクレジットカード情報やパスワードなど、重要な情報を入力してはいけません。そして、クレジットカード情報を入力する時はこれでもかというくらい疑ってください。
冒頭の例でいえば、まずリンクされているアドレスがおかしかったですし、送付されてきたメールアドレスもおかしかったです。おかしいと気づけたのは、正規のリンクアドレスを覚えていたからなんですよね。
私としては、頻繁に使うサイトのアドレスは覚えた方が良いと思います。何度もアドレスを確認していれば何となく頭に入ってくると思います。
特に、以下のサイトは重要ですので頭に入れておくと良いですね。
口座を解説している銀行
使用しているクレジットカード
頻繁に使っているネット通販
今のところ、メールなどにリンクされているアドレスはデタラメな物が多いです。正規のアドレスを頭の片隅に入れておくだけでも見抜けると思います。
googleなどで検索した上で、リンクを踏んで問題ないか確認する
これもよくやります。あなたが怪しいアドレスを見た時にはすでに多くの人が目にしている場合が多いので、その情報の真贋は大抵インターネット上に挙がっています。私のケースですと、すでに銀行の公式ホームページにも情報が挙がっていました。
リンクを踏む前に細心の注意をするように心掛けましょう。
リンク先につながるようなキーワードをgoogleに入力し、検索結果を元にリンク先へ飛ぶ
検索して問題ないと思っても、あなたがかなり早い段階で気付いてしまったケースも考えられます。そのような時は、リンク先につながるようなキーワードをgoogleに入力して検索すると良いです。googleは検索の質に大変力を入れているので、上位に偽サイトが来ることはまずありません。
上位表示されたリンクと、あなたのメール内に記載されたリンクが正しいことを確認した上でgoogleに表示された結果が正しい、と判断すれば間違いありません。
まとめ
いかがでしたか。インターネット上で不正利用に巻き込まれるケースは多いです。特に、迷惑メールを大量送信している人はメールを送るだけで月収100万円近く得られるのですから、必死になってあなたに連絡をよこしてきます。
上に書いてある内容を元に、迷惑メール送信者にクレジットカード情報を流し、不正利用されることがないよう気を付けて下さいね。
今回は以上になります。