高校生のためのクレジットカード作成術

クレジットカードは、色んな場面で使える便利な支払い方法です。例えば、Google Play, App store, Amazon, 楽天, Netflixなど、超有名なサイトは、クレジットカードで支払いに対応しています。

ただし、クレジットカードは収入のある18歳以上の人しか、原則として作成できません。では、高校生はどうすればよいのでしょうか。作れないと言われても、はいそうですか、と引き下がりたくありませんよね。

そこで、今回の記事でクレジットカードの代わりとなるカードについて紹介していきたいと思います。

準備するモノ

デビットカードまたはプリペイドカードを準備する

AmazonやApp Storeなどクレジットカード払いと言った場合、実は必ずしもクレジットカードを準備する必要はありません。要は、VISA, MasterCard, JCB等のカードを準備すればOKなのです。

それが、これから紹介するデビットカードやプリペイドカードです。デビットカードについては15歳以上から作成可能ですし、プリペイドカードについても同様です。つまり、高校生であれば、これらのカードを作れば良いのです。

支払いに必要な現金を用意する

当たり前といえば、当たり前ですね。クレジットカードと違い、デビットカードであれば銀行に預金がある、プリペイドカードであればお金がチャージされていないと使うことが出来ません。

そのため、まずは現金を準備して下さいね。それを、銀行に貯金するなりプリペイドカードにチャージしてしまいましょう。

デビットカードを作成する

まずは、デビットカードの作り方から紹介します。デビットカードとは、以下のようなものです。

デビットカード(英: debit card)とは、預金口座と紐付けられた決済用カードである。金融機関(一般的に銀行)が発行し、このカードで決済すると代金が即時に口座から引き落とされる仕組み。 (出典:wikipedia)

クレジットカードの場合、カード会社が一時的に支払いを肩代わりして、後日(およそ一ヶ月後)に銀行口座から引き落とされます。一方、デビットカードで支払った場合、現金が銀行口座から即座に引き落とされます。クレジットカードとデビットカードの差はこれだけで、デビットカードさえあれば、クレジットカード払いと同等の支払い方法とみなせるのです。

まずは、あなたが持っている銀行口座でデビットカードを作れるかどうか、確認しましょう。少なくとも最大手である三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行であれば、デビットカードを作ることが出来るので、公式ホームページで申し込めばOKです。

こちらが、各銀行のデビットカードの申し込みページになります。

口座を開設している銀行にデビットカードがなかったら

では、あなたが口座を開設している銀行にデビットカードが無かったらどうするのか。高校生のうちから複数の銀行口座を開設しても仕方がないので、デビットカードを作るのは諦めても良いと思います。

複数の銀行口座が必要になるのは、1000万円以上の貯金があるか、または給料の振り込み口座が会社側から指定されている場合ぐらいです。基本的に管理が大変になるだけなので、後述するプリペイドカードを作った方が良いと思います。

銀行口座そのものが無かった場合

銀行口座そのものを持っていない場合、なんというか、一箇所ぐらい銀行口座を作っても良いと思いますよ?クレジットカードやデビットカードの話以前の問題ですが、あなたがもらったお金を銀行口座に貯金していく行為そのものはとても大切なことです。

お金を使い込んで破産してしまう大人の話を聞いたことは、一回や二回はあるはずです。なぜ破産してしまうと思いますか。簡単ですよね、お金を貯金していないからですね。

貯金は銀行に預けて行うことが基本です。なぜかと言えば、目の前にお金があったら人は使ってしまうからです。小学生であっても高校生であっても大人であっても皆同じです。

ですので、目の前にはお金を置かず、銀行に預けるのが得策なのです。もし、高校生で銀行口座が一個もないのであれば、是非つくることをおすすめします。

プリペイドカードを作成する

クレジットカードが作れず、かつデビットカードも作れない/作りたくないのであれば、今度はプリペイドカードの登場です。VISA・MasterCard・JCBブランドが付いたプリペイドカードであれば、クレジットカード同様使うことができます。

一個ずつ紹介していきますね。

Line Pay

高校生のクレジットカード術@LinePay

Lineのタブの一番右端をタップするとLine Payについて、アプリ内に残高が表示されていると思います。Line Payについては、プリペイドカードでQRコードを用いた決済もできますが、カードを発行することで、クレジットカード代わりとして使うことも可能です。

ネームバリューも高いですし、おすすめの支払い方の一つですね。Line Payの申し込みはLine上から可能ですので、クレジットカード代わりに申し込んでみてはいかがでしょうか。

auウォレット

高校生のクレジットカード術@auWALLET

auウォレットを何らかの形で聞いたことのある方も多いと思います。個人契約のau携帯電話、またはauひかり・auひかりちゅらを契約していると持つことが出来るタイプのプリペイドカードです。auに契約していないと作ることが出来ない点のみ注意が必要です。

プリペイドカードですので、チャージが必要です。チャージ方法は、以下の通りです。

  • クレジットカードでチャージする
  • auかんたん決済でチャージ(携帯電話(スマホ)の料金を請求される時にあわせて支払う)
  • じぶん銀行の口座からチャージ
  • auポイントをチャージ
  • auチャージカードを用いる
  • auショップorコンビニ(ローソン)でチャージ

高校生であれば、一番下に書いたauショップorローソンでチャージする方法を使うのが無難かと思います。使える人は限られますが、auユーザーであれば、一度は検討してみたい支払い方ですね。

dカードプリペイド

高校生のクレジットカード術@dcardPREPAID

こちらは、auウォレットのdocomo版です。docomoのスマホを持っているのであれば、こちらのプリペイドカードを作成することが出来ます。dカードプリペイドについても、ローソンでチャージすることが可能です。

ソフトバンクカード

こちらについては、ソフトバンクバージョンです。ソフトバンクのスマホを持っているのであれば、こちらのプリペイドカードを作成することが出来ます。ソフトバンクカードについては、セブン銀行のATM経由でチャージすることが可能です。

高校生であっても、問題なくプリペイドカードにチャージできると思います。

高校生のクレジットカード術@ソフトバンクカード

バンドルカード

高校生のクレジットカード術@バンドルカード

バンドルカードについてはご存知ないかたも多いかと思います。こちらについては、ポストペイ式のプリペイドカードとなっています。予め、チャージしたい金額をバンドルカード上で入力した後、翌月末までにコンビニなどで現金にて支払えばOKです。

金欠でどうしようもないけど、今月にこの商品だけは絶対に買いたい時などはこちらのカードを利用するのが良いと思います。

バンドルカードの作成はこちらから

Q&A

高校生のクレジットカード術@QA

カードのブランドは気にしたほうが良いのか

デビットカードにせよ、プリペイドカードにせよ、カードにはJCB, VISA, MasterCardの3ブランドの中から選ぶ必要があります。どれが良いのか、迷ってしまうと思いますが、結論としてはそこまで気にする必要はありません。ただし、目当ての支払いたいサービスがあるのであれば、カードのブランドも気にした方が良いと思います。

サービスによっては、VISAやMasterCardのみしか支払い不可のもの・JCBしか支払い不可のものもあったりします。ですので、どのブランドの支払いが可能なのか、予め調べておいた方が間違いはないと思います。

ただし、そこそこ名前の知られているサービスであれば、今挙げた全てのブランドで支払うことは可能です。ですので、クレジットカード代わりに何となくデビットカードかプリペイドカードを発行したい程度の動機であれば、そこまで気にすることはないと思います。

支払いはどのように行えば良いのか

ここで問題になるのは、どのように支払ったら良いかですよね。デビットカードであれ、プリペイドカードであれ、店員さんに「カード払いでお願いします」と言えば、普通に支払えます。カードをみせると見た目はクレジットカードそっくりなので、怪訝な顔をする店員さんもいるかもしれませんが、堂々としていれば問題ありません。

その際、支払いの回数を聞かれることがあるかもしれませんが、「1回払いでお願いします」と伝えましょう。デビットカードもプリペイドカードも2回払い・ボーナス払い等の複数回払いには対応していません。気を付けて下さいね。

大学生or社会人になったらクレジットカードを作った方が良いのか

クレジットカード代わりにデビットカードやプリペイドカードを紹介しましたが、クレジットカードを作れる年齢になったら、作った方が良いのでしょうか。結論からいうと、クレジットカードを作った方が良いと私は思います。

プリペイドカードと違いチャージ不要ですし、ポイントもデビットカードより貯まります。更に何より、万が一現金が財布の中に入っていなくても支払い可能な手段があるという安心感が結構多いいです。

プリペイドカードの中のおすすめは?

Line Pay, キャリアのプリペイドカード, バンドルカードと紹介しましたが、どれが最もお得なのでしょうか。

私としては
キャリアのプリペイドカード > Line Pay > バンドルカード
だと思います。

キャリアのプリペイドカードですが、何だかんだ言ってポイントを貯めることが可能です。また、ポイントの使い道が確実にある点も大きいです。スマホであれば、必ず買い替えを行うタイミングがありますよね。そのタイミングでポイントを使えば、良いためです。

キャリアではない、格安Simを使ってキャリアのプリペイドカードを使えないのであれば、Line Payがおすすめですね。ポイント還元率も良いです。ただ、安心感という観点でみると、キャリアの方に分があるかなー、と感じています。

今すぐ何かを買いたい時はバンドルカードの出番でしょうか。少なくともインターネット決済であれば1時間もあれば、支払いを完了させることが可能です。ただし、手数料が掛かるので、その点だけは注意が必要ですね。

まとめ

高校生のクレジットカード術@まとめ

いかがでしたか。高校生でもクレジットカード払いが可能となる方法について紹介しました。デビットカードであれ、プリペイドカードであれ、クレジットカードの代用として使えるものは結構沢山あります。

ただ、ここで紹介したものさえあれば、高校生時代はおろか、大学生・社会人に至るまで一生使い続けることが可能なものばかりです。是非、この中からあなたが作れそうな1枚を見つけてみてはいかがでしょうか。

今回は以上になります。

参考までに、プリペイドカードにせよ、デビットカードにせよカードにサインすることが求められます。それに関して、どのように書いたら良いのか、こちらの記事にまとめましたので、良かったら参考にしてみて下さい。

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