三井住友カードがロック機能付きクレジットカードを2018年に日本で展開すると発表しました。2020年になっても展開される雰囲気はありませんが・・・。
そこで、今回の記事ではクレジットカードをロックする方法など、本カードの特徴について解説していきたいと思います。
ロック機能付きクレジットカードの特徴
外観
まずは、外観から紹介します。外観はこちらのようなクレジットカードとなっています。
使い方
最大の特徴は16桁ある途中の8桁の番号が液晶で表示される所です。何と液晶の部分が付いたり消えるのです。びっくりですね。その他の部分の機能としては、以下の通りとなります。
クレジットカードを使わない時はロックが掛かっており、この時は液晶部分に番号が表示されません。しかも驚くべきことに、支払いに使うことすら出来ません!クレジットカードを使うにはロックを解除する必要があるのです。
ロックの解除方法ですが、まずはスイッチを押します。すると、液晶部分にて暗証番号を入力するよう案内されますので、あなたが指定した番号を押せば良いのです。設定した番号を入力した場合、ロックが解除され、液晶画面上に番号が表示され、支払い等にも使えるようになるのです。
使わなくなったら、スイッチの部分を押せば、ロックが掛かって液晶部分には何も表示されなくなります。簡単ですね。
どんな人向けのクレジットカードなのか
クレジットカードが万が一盗まれてしまうと、最悪限度額一杯の数十万円使い込まれてしまう可能性があります。これだけの金額が請求されてしまうのはもの凄く大変なことですし、これが嫌でクレジットカードを持っていない方もいるのではないでしょうか。
ただし、今紹介したロック機能付きクレジットカードであれば、一度暗証番号を入力しないと使えない機能が付いています。これにより、クレジットカードが不正利用されるリスクを大幅に減らすことが出来るのです。
作ってみる価値はあるのか
個人的には大アリだと思います。クレジットカードの一番怖い"盗まれて大金を使い込まれてしまう"というリスクを低減できているので。私もクレジットカードは持っていますが、不正利用されるリスクを抑えるためにカードの限度額をなるべく抑えて欲しいと思っているぐらいです。
こういったロック機能があると大変助かります。ただし、今まではクレジットカードを店員さんに出せばすぐ使えたのに暗証番号の入力を行うのは若干面倒です。スーパーはともかく、コンビニレベルだとロックを解除するための暗証番号を入力する手間すら惜しいと思います。
今だと、指紋認証付きのクレジットカードまで登場していますので、指紋でロックを解除できるようになったら、もっと人気が出るのになー、と思ってしまいます。
まとめ
いかがでしたか。ロック機能付きクレジットカードについて紹介しました。クレジットカードに関しても日々進化しています。技術動向をみているだけでも、結構面白いものがあります。これからも技術的に面白い話題をどんどん提供できたらな、と考えていますので、引き続き当ブログをご愛読いただけると幸いです。
今回は以上になります。
参考までに、ミライの技術として指紋認証を用いることが可能なクレジットカードについて紹介します。こちらに関しても実証実験を実施中となっています。良かったら参考にしてみて下さい。