エポスゴールドカードを使い続けていくと、エポスプラチナカードへの招待(インビテーションなどと呼ばれる)を受けられる場合があります。実は、私も本記事を投稿する前日に招待を受けました。
ただ、この招待を受け取っても果たして申し込むべきなのか、それともスルーした方が良いのか、わからない人も多いと思います。私も真剣に悩みました。エポスプラチナカードに関するネット上の記事はほぼ全て読んだと思います。そして、この結論を得ました。
今回の記事では、エポスプラチナカードへの招待が来たら、申し込むべきなのか、について私が悩み抜いた上で得られた結論を、あなたと共有したいと思います。
結論
下記に該当する方は、招待を受けたら、是非とも申し込んだ方が良いです。
- 年に200万円以上エポスプラチナカードを使える方
- 年に100万円以上エポスプラチナカードを使え、かつエポスプラチナカードのサービスが魅力的に感じた方。
では、理由について順番にみていきます。まず、エポスプラチナカードってどんなクレジットカードなのか、簡単に解説します。そのうえで、エポスゴールドカードとエポスプラチナカードのポイント面での比較を行っていきます。私たちにとって、ポイントはとても重要な要素ですので、一章にまとめて解説したいと思います。
エポスプラチナカードの基本スペック
エポスプラチナカードは、プラチナカードの一種でエポスカードが発行しているクレジットカードの中では最上位に位置しています。そのため、特典も最上位となっています。具体的には、下記の通りです。
基本スペック
年会費 | 20,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
国内/海外傷害保険 | 最高1億円 |
ブランド | VISA |
その他の特典
エポスゴールドカードにあった特典はパワーアップしている
エポスゴールドカードには、"選べるポイントアップショップ"や"国内飛行場のラウンジ利用"・"マルイ内での買い物がポイント還元率10%となる年2回のキャンペーンに参加可"となる特典があります。エポスプラチナカードにも全く同じ特典が付与されています。少なくとも、損をすることはありません。
他の特典に関しては、こちらのリンク先の記事を参考にしてみて下さい。
コンシェルジュを利用可
コンシェルジュは"執事"と略されますが、その名前の通り、電話またはメールであなたの要望を適えてくれるサービスです。例えば、「新宿駅周辺の安いホテルを予約してよ」とお願いすれば、コンシェルジュがあなたに代わって予約してくれます。宿泊場所の予約・電車/飛行機の予約・コンサートやスポーツイベントの予約などを、あなたの代わりに行ってくれます。
特にメリットが大きいのが混雑期。宿泊予約サイト上では満席だと表示されていたとしても、コンシェルジュ経由だと予約できたケースがあります。コンシェルジュはあなた自身の手足の代わりに動いてくれます。プラチナカードにしかない、凄いサービスだと思います。
海外の空港のラウンジも利用可能に
エポスゴールドカードでは、基本的には国内の空港のラウンジのみしか利用できませんでしたが、エポスプラチナカードでは、これらに加え、海外の空港のラウンジも利用することができるようになります。
実は、エポスプラチナカードを取得することで、プライオリティ・パスに登録することができるようになります。プライオリティ・パスを使うことで、全世界1,300箇所以上のラウンジを無料で利用できます。プライオリティ・パスを普通に購入しようとすると、428米ドル(45,000円程度)掛かってしまいます。これがエポスプラチナカードを取得するだけで得られるところは凄いと思います。
高級レストランへ2名で行けば1名無料に
最初にこれをみたときは、凄すぎて唖然としました。高級レストラン(コース料金が1名あたり10,000円以上)を利用するときに、2名でいけば1名無料となるのです。半額です。凄すぎます。
実際、年に2回もこのサービスを使って高級レストランに通えば、大幅な節約が可能となります。さらには、美味しい食事も食べられます。最高の特典だと感じました。
エポスプラチナカードとゴールドカードのお得度について
エポスゴールドカードを作成している人の大半は年会費無料で使っていると思います。一方で、エポスプラチナカードは招待(インビテーション)を受け取ったとしても年会費が20,000円かかります。結構な負担だと思います。
ただ、獲得できるポイントも実はエポスプラチナカードの方が多いです。本章では、その点について解説します。
エポスプラチナで獲得できるポイントについて
エポスゴールドカード・プラチナカードともにポイント還元率は0.5%です。ここは変わらないのですが、獲得できるボーナスポイントに差があります。エポスプラチナカードの方が、獲得できるポイントが多いのです。こちらの図をみてください。獲得できるポイントがエポスプラチナカードの方が多いことがわかって頂けると思います。
年会費ふくめたトータルのポイント還元率について
ボーナスポイントが多いエポスプラチナカードですが、残念ながら年会費が20,000円かかります。実は、年会費も含めたトータルのポイント還元率でみた場合、エポスゴールドカードの方が良い場合、エポスプラチナカードの方が良い場合がはっきりわかれます。それが、冒頭で紹介した年間利用額が200万円のポイントです。
年会利用額が200万円を下回る場合、エポスゴールドカードの方がお得です。一方で、年間利用額が200万円を上回る場合は、エポスプラチナカードの方がお得です。エポスゴールドカードのボーナスポイントが年間利用額が100万円まででしか獲得できないことが原因です。そのため、使えば使うほどエポスプラチナカードの方がお得になってくるのです。
年間200万円も使えないよ!という方であっても、ラウンジやコンシェルジュなどに魅力を感じたら、エポスプラチナカードの招待を受けても良いと思います。これこそが、エポスプラチナカードの特典なのですから。
とはいえ、年会費20,000円を支払うのはもったいないですから、エポスプラチナカードを年間100万円は最低でも使って欲しいところです。こうすれば、ボーナスポイントで年会費分のポイントを獲得できるので、実質年会費無料でエポスプラチナカードを使えるようになります。
エポスプラチナカードのインビテーションは再度くるのか
ここで気になるのは、エポスプラチナカードのインビテーションを一旦見送ったとして、再度送られてくるのかという点です。この点に関してお伝えすると、インビテーションは再度きます。私は、4ヶ月連続でインビテーションを受け取り続けています。(笑) 他のサイト上だと、ふたたび年間利用額が100万円を上回れば、翌年もインビテーションが届く旨が書かれています。そのため、もし今回あなたに届いたインビテーションを見送ったとしても、全く気にする必要はありません。エポスプラチナカードの招待を受けている意義
エポスプラチナカードの招待を受けるには、年間100万円の利用と1年以上エポスゴールドカードを使い続ける必要があります。私もそうでした。
ただ、これがどのぐらい凄いことなのか、あまり認識されていないと思いますので、その点について少しだけ解説します。
あなたは、クレジットカード利用者の上位10%に入っている
こちらが、JCBが調査した最も多く使うクレジットカードの年間利用額です。これによると、月10万円以上クレジットカードで支払う人はクレジットカード利用者全体のおよそ10%程度しかいないことがわかります。
キャッシュレスという分野に関して、あなたは相当進んだ感覚であることがこのことからもわかります。
プラチナカードはクレジットカード利用者の上位1%しか持っていない
こちらが、楽天が行った調査結果です。保有しているクレジットカードの種類の割合についてまとめています。これによると、プラチナカードの保有率はなんと1.4%しかないことがわかっています。かなりレアなクレジットカードとなっています。
- 一般カード・・・87.0%
- ゴールドカード・・・11.3%
- プラチナカード・・・1.4%
- その他・・・0.3%
プラチナカードは、ステータスの高いクレジットカードと言われており、社会的に信用度の高い方しか持つことが出来ません。だからこそ、限られたメンバしか入ることの許されないラウンジに行けるのです。
いまは、プラチナカードを保有しただけでステータスの高い人だと思われないのも事実です。招待を受ける・受けないはともかく、招待を受けたことそのものは誇っても良いと思っています。
まとめ
いかがでしたか、エポスプラチナカードの招待を受けたら申し込むべきかについてまとめました。冒頭で述べた結論の部分を、再度繰り返します。
- 年に200万円以上エポスプラチナカードを使える方
- 年に100万円以上エポスプラチナカードを使え、かつエポスプラチナカードのサービスが魅力的に感じた方。
エポスプラチナカードの特典について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照して下さい。より掘り下げた内容をまとめてあります。