複数のクレジットカードを保有するにあたり、日本人全体で平均して何枚保有しているかは気になる所です。あまりに平均から大きく離れた枚数を保有していると、何となく不安になりますよね。
そこで、今回の記事では、日本人全体のクレジットカードの平均保有枚数について調べました。
目次
クレジットカードの平均保有枚数は?
保有枚数
これらの数字は一般社団法人日本クレジット協会がまとめた資料やJCBがまとめた資料に記載があります。
クレジット協会のまとめた資料によると、日本ではおよそ2億6600万枚ものクレジットカードが発行されているようです。20歳以上の日本人は1億492万人いるので、1人あたりのクレジットカードの平均保有枚数は2.7枚となります。
また、JCBのまとめた資料によると、一人あたり平均3.2枚保有しているという試算が出ています。JCBの調査では、クレジットカードを1枚でも持っている人の平均保有枚数を書いていますので、ちょっと値が違います。
いずれにしても、クレジットカードは日本全体で見ると、2~3枚程度は保有しています。
持ち歩いているクレジットカードの枚数は?
JCB調査によると、日本人がクレジットカードを持ち歩いている平均枚数は、2.0枚です。1枚は家の中に保管されているようです。ただ、これって結構怖いですよね。
銀行カードであれば、印鑑と通帳、またはカードの暗証番号のいずれか2つがそろわないと不正利用されません。ただ、クレジットカードであれば、カードだけで不正利用されてしまいます。
家に置いておくこと自体は否定しませんが、銀行カード並に厳重に保管する必要がありますね。
クレジットカードは沢山あっても持ち余してしまいますので、どこの国でもこんなものなのだと思います。
年度ごとのクレジットカード発行枚数の推移
こちらは年度ごとのクレジットカードの発行枚数を示した表になります。この表から、2011年をピークにクレジットカードの発行枚数は横ばいな状況が続いています。
いい悪いはともかく、発行枚数が増えていない点にこそ着目すべきでしょう。昨今では、様々なクレジットカードが発行されています。クレジットカード会社がしのぎを削ってアピールする中、私たちは必要最小限のクレジットカードの保有に留めているのです。
年代別のクレジットカード保有率
年代別でみた場合、20代の保有率が一番小さいです。当たり前といえば、当たり前なのですが、クレジットカードを親の同意なしに取得できるのが18歳以上のためです。
大学生や新社会人の方はクレジットカードを持っていなくても、そこまで気にする必要が無いことが以下の図から見て取れます。。
ただ、卒業旅行などで海外へ出向く時はクレジットカードを取得しておいた方が良いでしょう。何かとお得です。アメリカを例としてクレジットカードの使い道をこちらの記事にまとめましたので、良かったら参考にしてみて下さい。
理想的な枚数について
こればかりは、特にあるわけではありません。クレジットカードは枚数が多くなれば、様々なサービスや特典が受けられる反面、管理上の不安がどうしても残ってしまいます。
私個人としては枚数は2枚に抑えることをオススメします。何故か。使い分けること自体、かなり面倒な上、数を増やしただけ、管理する必要が出てきてしまうためです。
不正利用されていないかを、クレジットカードを保有した枚数分、管理する必要も出てきます。色んなクレジットカードを保有して毎月明細書を確認するのは、何ともバカバカしい作業ですので、ほどほどしておいた方が良いです。
更に、クレジットカードの保有枚数がゼロ枚というのもよくありません。クレジットカードは信用度のない人にはクレジットカードを発行してくれません。クレジットカードを使い続けないと信用度が上がっていかないシステムなのです。
クレジットカードを保有するためにはクレジットカードを保有しなければならない、という意味がわからない状態になっているのがクレジットカード業界なのです。1枚でも持っておけば、これが解消されます。
困ったら、楽天カードに申し込んでおきましょう。審査が緩いことで有名ですので、まだクレジットカードを保有したことの無い方でもそこそこの確率で取得できると思います。
まとめ
いかがでしたか。クレジットカードの平均保有枚数及びに年代別の保有率について、まとめました。理想的なクレジットカードの保有枚数を2枚と書きました。ただ、あくまで目安と思って下さい。4枚までなら何も問題はないと思います。
それ以上持っている場合は注意が必要ですね。何枚かは解約することをオススメします。
今回は以上になります。