お得な機能満載!JCB一般カードの基本情報やメリット・デメリットを徹底解説

初めてクレジットカードを作るという方におすすめしたいのが、JCB一般カードです。
JCBは日本発祥の国際ブランドで、1960年代から世界に通用するクレジットカードとして愛されています。
JCB一般カードは、クレジットカード入門にも最適で、魅力的な機能が満載です。
そこで、JCB一般カードの詳しい情報や特徴について解説していきます。

JCB一般カードの基本情報

JCBはさまざまなクレジットカードを発行していますが、その中でもベーシックなのがJCB一般カードです。
入会初年度は年会費が無料、利用するたびにポイントが貯まるといったクレジットカードに求める機能が全て網羅されています。

初年度年会費無料!条件付きで翌年以降も無料に

JCB一般カードは、インターネットから入会した場合は、入会初年度の年会費が無料となっています。
ちなみに、年会費は通常1,375円(税込)かかってしまうのですが、無料で利用できるのは非常にありがたいです。

また、条件付きにはなりますが、翌年以降も継続して年会費を無料にできます。
条件は下記の2つです。

  • MyJチェックの登録をする(年会費を支払う月の前々月19日までの登録)
  • 1年間で合計50万円(税込)以上JCB一般カードを使う

いずれかではなく、2つとも満たす必要があります。
MyJチェックとは、ネットで利用明細を確認できるサービスで、登録すれば自宅に利用明細書の送付はされなくなります。

2つ目の「1年間で50万円以上JCB一般カードを使う」というのは、ハードルが高いと感じる方が多いかと思います。
ただし、電気、ガス、水道といた公共料金、スマートフォンの利用料金、ネット接続料金なども含めることができます。
これらは支払い方法をクレジット決済にしましょう。

そして、スーパーで食料品や日用品を購入する際には、クレジットカードで支払えば軽々条件をクリアできます。

年間50万円と聞くとドキっとしてしまうかもしれませんが、JCB一般カードを使おうと意識すればすぐにクリアできます。それよりも、使い過ぎに注意した方が良いです。

JCB一般カードを使うと明細書にいつ・どこのお店でお金を使ったのかが記録されてあなたへ送付されます。「あ、こんなにお金を使っていたんだ」といったことが全てあなたにわかるように伝わりますので、支払い額が多いと結構落ち込むことになります。少なくとも、私は落ち込みました。注意すると良いと思います。

JCBブランドだから国内外で利用可能!

お店にJCBのロゴマークがあれば、JCB一般カードがあれば、日本だけでなく世界中で利用することができます。
特に、韓国、台湾、タイ、シンガポールのようなアジアの国々では利用できるお店は多いです。
さらに、日本国内では、コンビニやガソリンスタンド、大規模商業施設など、利用できるお店は多数あります。

買い物するたびにポイントが貯まる

JCB一般カードで買い物や、公共料金の支払いをするたびに、OkiDokiポイントが自動的にに貯まって行きます。
基本的には1,000円利用するごとに1ポイント加算されます。
OkidDokiポイントは、1ポイント当たり5円相当になり、貯まったポイントは以下のような使い方があります。

ポイントの使いみち

  • JCB運営のネットモールでのショッピング
  • マイルやその他のポイントへの移行、
  • ギフトカードと交換

日常生活の中で、JCB一般カードを使う機会が多いほど、ポイントたくさん貯まって行きます。
「ずっと欲しかったけど、高額でなかなか手が出なかった」という商品は、ポイントをたくさん貯めてから購入してみても良いかもしれません。

JCB一般カードの申し込み対象は?家族カードはあるの?

クレジットカードを申し込みするためには、各社が定めている条件をクリアしておかなければいけません。
JCB一般カードの場合、安定した収入があれば申し込みが可能で、条件を満たせば家族カードの発行もできます。
JCB一般カードの申し込みは、ネットで手続きをすれば1週間程度でカードが手元に届くので、早く入手したい方におすすめです。

18歳以上で安定した収入があれば申し込み可能

JCB一般カードの入会条件を見てみると、「18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入があること。または高校生を除き18歳以上で学生の方」となっています。

ここから読み取れるのは、主婦や学生でもパートやアルバイトで収入を得ていれば、JCB一般カードを持てる可能性があるということです。
また、専業主婦(夫)であっても、配偶者の方が働いて収入を得ていれば、JCB一般カードを申し込む資格があります。
申し込み条件を満たすのは比較的簡単ではありますが、カードを発行してもらえるのかは審査次第です。
審査をクリアすることで、JCB一般カードを持つことができます。

条件を満たせば家族カードも年会費無料で作れる

JCB一般カードでは、家族カードの発行を受け付けており、「生計を同一にする配偶者、親、子供(高校生を除く18歳以上)の方」が対象になります。
家族カードのメリットは、本カード会員と同じ内容のサービスを受けられるという点です。
支払いは、本カードの引き落とし口座からまとめて引き落とす形になるので、家計の管理がしやすくなります。

本カードと同様に、家族カードにも年会費が必要になり、通常440円(税込)の支払いが必要です。
しかし、本カード会員の年会費が無料の場合、家族カードも年会費が無料で利用できるので、家族全員お得にJCB一般カードを使えます。

JCB一般カードは簡単で便利なQUICPay(クイック・ペイ)が使える

JCB一般カード@quicpay

QUICPayとは、対応しているお店で、QUICPay搭載のカードやスマホを専用談末にかざすことで決済できるサービスです。
今話題のキャッシュレス決済の一つであり、現金を持ち歩かなくても、QUICPayのカードまたはスマホがあれば、買い物ができます。

QUICPayの簡単利用ガイド

支払い方法は、上述したような感じでかざすだけなので、カードで買い物した時のようにサインをする必要はありません。
QUICPayはカードまたはモバイルの2タイプがあり、カードでQUICPayを搭載するためには、JCB一般カードを申し込む時に併せてQUICPayの申し込みが必要です。

QUICPayの特徴の一つに、電子マネーでありながらチャージが要らないという点が挙げられます。
Suicaやnanacoなどの電子マネーは前もってチャージしておかなければ、利用できないのに対して、QUICPayは後払い専用です。
毎月のクレジット利用と一緒に請求される仕組みになっているので、Suicaやnanacoのように残高を気にする必要がありません。

QUICPayは外食チェーン、コンビニ、スーパーなど数多くの加盟店で利用できるので、JCB一般カードを申し込みと同時にQUICPayも申し込むと良いです。

GooglePayやApplePayにも対応

Android搭載のスマホを利用している場合はGooglePay、iPhoneを利用している方はApplePayをそれぞれ使うことができます。
QUICPayは、どちらにも対応しているので、お手持ちのスマホに登録することで使用できるようになるんです。
Androidの場合、GooglePayのアプリをダウンロードしてQUICPayを設定、iPhoneの場合はWalletアプリに登録しておけば、いつでもQUICPayが利用できます。

どちらの場合も、お店で支払い時に「QUICPayで支払い、お願いします。」と伝え、端末にかざせば支払いが完了です。
QUICPayを利用した分の支払いは、後日クレジット利用分と合算して請求が来るシステムになっています。

旅行に必要!JCB一般カードは旅行保険が自動付帯

旅行先でのトラブルや急病時に役立つのが旅行保険ですが、JCB一般カードは無料で保険が付いてきます。

旅行時の事故や急病時の治療費用、携行品の盗難や破損時の保証があるので、もしもの時にも安心です。

国内外の旅行に対応

旅行保険は、海外旅行だけ保険が適用されるものがありますが、JCB一般カードの場合は国内・海外ともに対応しています。

ただ、保険適用には下記2つの条件を満たす必要があります。

チェック

  • MyJチェックに登録していること
  • 海外旅行時は、JCB一般カードで交通費を支払うこと

特に海外旅行に行くという方は注意しましょう。

海外旅行の交通費に関しては、個人旅行で航空券の購入する以外にも、ツアー旅行代金をJCB一般カードで支払っても保険適用となります。

海外は日本と文化が異なるだけでなく、医療の仕組みも異なっているので、軽微な疾病でも高額な医療費を請求されることがあります。
場合によっては、数百万円~数千万円もの請求をされることがあるので、海外旅行に保険は必須です。
海外に行く予定がある方は、JCB一般カードをお守り代わりに持って行くと良いでしょう。

利用実績次第で上級クラスのカードが持てる可能性がある

JCB一般カード@上級

JCBが発行しているのは、JCB一般カードをだけではありません。
一般カードよりも上質なサービスを受けられたり、空港ラウンジを利用できたりと贅沢をたっぷり味わうことができるカードがあります。

チェック

  • JCBゴールド
  • JCBプラチナ
  • JCBザ・クラス

ただ、誰でも簡単に持てる訳ではありません。
JCBから認められた人だけが保有できるカードとなっています。
もしも、このようなステータスカードを持ちたいのでしたら、JCBに認められるようにする必要があります。

ステータスカードは、自分から申し込んで持てる訳ではなく、JCBから招待(インビテーション)されなければいけません。
この中でもJCBゴールドは、決してハードルは高くありませんから、あなたでも持てる可能性があるんです。
インビテーションを受けるには、カードを利用すること、そして返済に遅れが無いことがポイントになります。
まずは、利用実績を作るところから始めると良いです。

注意して使いたい!JCB一般カードの利用にはデメリットも

ここまでJCB一般カードのメリットを重点的に解説してきましたが、デメリットが全く無いという訳ではありません。

いくつか注意したい点がありますが、致命的な欠点と言うほどではないので、JCB一般カードのメリット・デメリットを比較し、納得してから加入すると良いです。

海外で使えるけど使えるお店が少ない

JCB一般カードは、アジアの地域では使える国やお店は多いのですが、その他の地域では使えない場合が多いです。

特に、アメリカ、中国、ヨーロッパ諸国でJCBはVISAやMasterCardと比べると使えるお店の数は少ないです。

ただ、JCBは様々なその国独自のクレジットカード・ブランドと提携しています。
例えば、アメリカであればDiscoverと、中国であれば銀聯カードと提携しており、これらのブランドが使えるお店であれば、JCB一般カードを使うことができます。

そのため、海外でJCB一般カードを使う際は、どこのブランドと提携しているのかといった情報を事前に仕入れておくと良いです。

ポイント還元率が低く貯まりにくい

JCB一般カードのポイントの還元率は、0.5%と他のクレジットカードとほとんど変わりません。

ポイントを貯めることに特化しているクレジットカードは、1.0%といった高還元率となっています。

もしもポイントを貯めるために、クレジットカードを使いたいという方にとっては、楽しみが薄れてしまうかもしれません。
ただ、JCBが発行しているという信頼感があるが故に、低めの還元率に抑えられている面もあります。難しい所です。

チャージできる電子マネーが限られている

QUICPayはチャージ不要で、後払いだと解説しましたが、その他の電子マネーのほとんどが事前にチャージが必要です。
チャージする方法として、クレジットカードが設定できるのですが、楽天EdyやWAON、PASMO、nanacoはJCB一般カードでチャージができません。

また、チャージはできても、ポイントは付かないというのが、モバイルSuica、SMART ICOCAです。

ちなみに、ほとんどのクレジットカードでは電子マネーのチャージが可能となっています。
ただ、全クレジットカードからチャージ可能なクレジットカード自体、そもそも無いです。そのため、この点のみをもって使えないクレジットカードだと断定するのはおかしな話です。

ただ、QUICPay以外の電子マネーを使いたい場合は、事前によく検討した方が良いです。。

まとめ

チェック

  • 18歳以上(高校生を除く)で安定した収入があれば申し込みできる
  • 入会初年度は年会費無料、条件を満たせば翌年度も無料になる
  • JCB一般カードを利用するたびにポイントが貯まる
  • 国内外の旅行に対応している旅行保険が付帯される
  • チャージ不要のQUICPayを搭載可能

クレジットカードに求める機能が詰まっているので、初めてクレジットカードを持つ方も満足できる内容となっています。
この機会に、JCB一般カードの申し込みを前向きに検討してみましょう。
きっとあなたのお役に立てるカードとなるはずです。

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