aupay

au PAYが、2020年2月から初めた20%還元キャンペーンで、露出を大きく拡大しています。携帯キャリアがauの人もそうでない人も、この決済方法が気になっているのではないでしょうか。この記事では、au PAYを始めるためのアドバイスをします。どうぞお付き合いください。

わかりやすいau PAYの概要

俗に○○ペイと言われるのが「QRコード決済」。PayPay、LINE PAY、メルペイなどがよく知られています。スマートフォン上に現れるバーコードを読み込んでもらうか、あるいはレジに置いてあるバーコードをスマートフォンで読むことで、決済する仕組みです。

中国で非常に流行ったこともあり、日本でも2019年に大きなブームとなりました。小規模な店舗でも、初期投資を掛けずキャッシュレス決済を導入できるのが大きなメリットです。QRコード決済は、大きなポイント還元でたちまち人気となりましたが、すでに還元率の争いは終息を迎えつつあります。

そんな中で2019年に遅れて登場したau PAYが、20%還元の大きなキャンペーンとともに注目を集めました。au PAYの特徴を見ていきましょう。

au以外のスマホユーザーも使える

au PAYは、名前の通りauのサービスです。auの金融サービスは、携帯キャリアがauでないと利用できないものが多いのですが、au PAYに関しては開放路線を採っています。

スマートフォンのアプリをインストールすれば誰でも利用できます。そしてauユーザー以外も、使ってちゃんと得をします。au PAYのポイント制度は以前からあるau WALLETポイントであり、依然auユーザー向きではあります。

ですが、auユーザー以外も、貯めたポイントをチャージして、またau PAYに使えるために困りません。100ポイント貯めないとチャージができない点だけは、他の決済と比べたときにややデメリットです。

実質はプリペイド式電子マネーに近い

○○ペイと呼ばれるQRコード決済にも、さまざまな種類があります。それぞれ決済ごとの個性がありますが、次のような区分けができます。

  • クレジットカードと組み合わせ(できる・できない)
  • チャージ(必要・不要)
  • 利用により独自のポイント(つく・つかない)

au PAYの場合、この区分けそれぞれに対し、次の通り回答されます。

  • クレジットカードと組み合わせ可(チャージの際クレジットカードのポイントが貯まる)
  • チャージが必要(クレジットカードからがおすすめ)
  • 利用により独自のポイントが0.5%付与

「クレジットカードと組み合わせできるのに、残高が不足しないようチャージして使う必要がある」という制度設計は、QRコード決済の中では珍しいものです。クレジットカードと組み合わせのできないQRコード決済であれば、現金や銀行からチャージしなければなりません。反対に組み合わせできるタイプの場合、クレジットカードで直接決済となるタイプが多くなっています。

au PAYの場合、その性質は交通系電子マネー(Suica等)や、楽天Edyといった、プリペイド式電子マネーに極めて近いといえるでしょう。これらの電子マネーを使っている人なら、QRコード決済を使っていないとしても大変イメージがつかみやすいものです。タッチして決済できる電子マネーほど決済が簡単ではないものの、au PAYの場合もアプリに表示されるQRコードを見せるだけで決済が完了することが多いため、イメージほど大きな違いはありません。

au PAYはどこで使える?

QRコード決済にも、PayPayのように小規模商店に普及しているものもありますが、後発のau PAYはまだそこまでメジャーではありません。
商店街で積極的に導入している例もあるものの、現在のところはチェーンの飲食店やコンビニ、ドラッグストアが主な利用可能店舗です。

au PAYが利用できる店舗(一部)
コンビニ
・三大チェーン、ミニストップほか、ポプラやセイコーマートなどほぼ網羅
ドラッグストア
・大手ほぼすべて
飲食店
・松屋
・日高屋
・はなまるうどん
・牛角
・ミスタードーナツ
居酒屋
・和民系(ミライザカ等)
・魚民
・庄や
・塚田農場
・山内農場
・つぼ八
レジャー施設
・ROUND1
・ビッグエコー
・カラオケ館
・自遊空間
電器店
・EDION
・ビックカメラ
・ヤマダ電機
・ノジマ
・Joshin
・ベスト電器
・ベイシア電器

これらのチェーン店舗は、複数のQRコード決済や電子マネーがすでに使える状態にあるため、導入の敷居が低いのです。
au Payには小規模店舗に向いた、支払者が読み取る方式も兼ねているため、今後は増えていくでしょう。

さらに強みがあるのは、先行する楽天ペイと提携していること。楽天ペイ利用可能店舗の大部分で、au PAYも利用できます。
大型電器店でも利用できるため、高額商品も購入できます。実際に20%還元キャンペーンでは、家電がよく売れました。同じく、近鉄百貨店も加盟店です。スーパーも、サミット、東急ストア等徐々に増えていっています。

au PAYの使い方

auPAY@支払い方

すでに他のQRコード決済を利用している人なら、au PAYも決済のしかたはほぼ同じですので、スムーズに始められます。
とはいえQRコード決済自体使ったことのない方にはまるでイメージがつかないかもしれません。2種類ある方法をそれぞれ確認しましょう。

  • 支払者のスマートフォンに提示したQRコードを店舗のスキャナーで読んでもらう(コード表示)
  • 店舗に置いてあるQRコード決済を、支払者がカメラで読み取る(コード読み取り)

ほとんどのお店では簡単に使える

現在のau PAY利用可能店舗の多くは、簡単なコード表示方式で決済ができます。アプリを開くと、最下部またはチャージ金額の下に「コード支払い」ボタンがあります。タップすれば、QRコードが表示されます。レジでこれを見せれば、スキャナーで読み込んでもらえます。

まれに、店舗のタブレットにQRコードを自分で読み込ませる方式(店舗のレジがAirペイを使っている場合など)もありますが、スキャナーに読み込ませるという原理は変わりません。たとえば牛めし「松屋」では、券売機にQRコードを読み込ませます。

読み取り式もある

それから、小規模商店に多い読み取り方式です。作業がやや多いので、慣れないと混乱するかもしれません。実際に使ってみれば、意外と簡単です。

au PAYの場合、アプリのトップページにはこのリンクがありません。コード表示から進むこととなります。前述の「コード支払い」でコード表示をした後で、バーコードの上にある「コード読取」をタップします。そうするとアプリでカメラが開きますので、お店に備えてあるQRコードを読み取りましょう。読み取れれば自動的に画面が変わります。お店のスタッフから金額を聞いて、自分で数字を入力します。まれに、商品が一定額の場合に金額まで表示されることがあります。スタッフに入力した金額を見せて、承認を得てから「OK」ボタンをタップします。

トラブルを防ぐため、決済完了画面もスタッフに見てもらいましょう。

au PAYの通常の還元率は?

巨大キャンペーンを実施して話題のau PAYですが、日ごろの還元率を確認しましょう。

利用金額に対して付与される、ポイントの金銭的価値をポイント還元率といいます。au PAYの場合、利用そのものでポイントが付きます。これはチャージの方法を問いません。これは通常0.5%です。200円の決済ごとに1ポイント(1円)貯まります。

他のQRコード決済や電子マネーと比較したとき、普通の数字だと言えます。ただし、auスマートパスプレミアム会員の場合、200円ごとに3ポイント付くので、還元率1.5%となります。auスマートパスプレミアムは月会費499円(税別)が必要です。

au PAYだけで月会費を取り返そうとすると、月に5万5千円以上使わないといけません。それ以外の動画サービス等で得をする人が、おまけで得をするイメージでしょう。

au PAYへのチャージ方法

決済にあたりチャージが必須のau PAY。チャージ方法を確認しましょう。クレジットカードからがおすすめです。

チャージの手段各種

au PAYを使うにはチャージが必要です。チャージの方法は、主要なものは以下の通りです。

  • クレジットカード
  • au WALLETポイント
  • au じぶん銀行
  • セブン銀行ATM
  • ローソンチャージ(au WALLETプリペイドカードが必要)
  • オートチャージ(auユーザー限定/au WALLETクレジットカードまたはauじぶん銀行から)

セブン銀行ATMは現在、多くのスマホ決済にチャージができるので、すでに他の決済方法で利用している人もいるかもしれません。

銀行口座からの入金は、au じぶん銀行口座からのみとなっています。なおau PAYに限らず、QRコード決済の場合、基本的には残高不足だと買い物ができません。

差額を現金で支払うことは、通常はできません。そしてau PAYでのオートチャージ設定は、auユーザー限定です。買い物の前には不足が出ないか確認しましょう。

チャージ単位が3,000円以上である点は、デメリットかもしれません。その上も、5,000円、7,000円となっています。少額の買い物のため、都度チャージをするということはしにくくなっています。

おすすめはクレジットカードからのチャージ

au PAYで最大限のリターンを得るためには、クレジットカードからチャージして使うのがおすすめです。チャージと利用と、双方でポイントが付くためです。

クレジットカードからチャージするにはau PAYアプリのトップから、「チャージ」「クレジットカード」「次へ」と進みます。こちらでクレジットカードが追加できます。複数のカードを追加することも可能です。

チャージの画面もこちら。金額を3,000円以上から選択して「チャージする」をタップすれば完了です。クレジットカードによって、チャージ不可のものがあるので気を付けましょう。

カードブランドと、国際ブランドによりチャージできないものがあります。特に国際ブランドがJCBのカードは、セゾンカードなどごく一部を除いてチャージ不可です。JCBはd払いなど一部を除き、もともとQRコード決済との相性はよくありません。

国際ブランドがVISAのカードにも、JCBほどではないものの制限があります。たとえば、VISAブランドの代表、三井住友カードはau PAYにチャージ不可です。国際ブランドがMastercardとアメックスのクレジットカードは、すべてチャージに対応しています。

au PAYへのチャージにおすすめのクレジットカード

au PAYへのチャージの際は、次に示すポイント還元率の高いクレジットカードがおすすめです。

・REXカード(1.25%)※ Mastercardのみ可
リクルートカード(1.2%)※ Mastercard、VISAのみ可
・楽天カード(1.0%)※ Mastercard、アメックスのみ可
・ヤフーカード(1.0%)※ Mastercardのみ可
・dカード(1.0%)※ Mastercardのみ可
・オリコカードザポイント(1.0%)※ Mastercardのみ可

ただ、auライバル・ドコモ陣営のdカードなど、もともと電子マネーへのチャージでポイントも貯まらないカードであり、真っ先にポイント対象外となる可能性が大です。

この点、いつまでも大丈夫そうなカードが、エポスカード。ポイント還元率は0.5%と低いものの、多くの電子マネーに対してもポイントが付与されるカードです。

エポスカードVisa
マルイ以外でもお得に活用できる!
・全国10,000店舗以上を優待料金で利用可
・マルイも年4回、10%OFFで買い物できる
・年会費無料、選べるデザイン

au PAYの今後も含め気を付けておきたいことがあります。2020年3月現在、au PAYにチャージする際に、クレジットカードのポイントの付かないカードはありません。ですが、今後間違いなく増えてくるはずです。
これは、楽天Edyなどプリペイド式電子マネーの歴史を見れば明らかです。楽天Edyやnanaco等の電子マネーにチャージした際、ポイントの貯まる電子マネーはずいぶんと減ってしまいました。今後au PAYを使い続けていく人でも、チャージするクレジットカードは決めつけず、柔軟に考えておくといいでしょう。

au PAYの特徴・まとめ

au PAYの使い方と性質を見てきました。

チェック
  • auユーザー以外でも支障なく使える
  • au PAYは、プリペイド式電子マネーだと思うと理解しやすい
  • チャージをして決済し、貯まったポイントをチャージする
  • 現状ではチェーン店が多いので、アプリの画面を見せるだけで決済できて簡単
  • チャージでポイントの貯まるクレジットカードと併せ、還元率1.0%~1.75%程度になる
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