楽天カードではポイント還元率やキャンペーン、安全対策などメリットが大きい反面、メールが大量に来てしまうなどのデメリットがあります。いくらお得だと言われても、デメリットを上回るメリットがあるかどうか、確認したいですよね。
そこで今回の記事では、楽天カードを実際に使用している私自身デメリットに焦点をあてて、記事としてまとめてみました。
目次
メールが多い
楽天のデメリットの第一位に挙がるのがこれでしょう。大きな実害は無いのですが、スパムと受け取られても仕方が無いくらい、メールが多いです。私の元へは2週間の間に"楽天カード株式会社"からのメールだけで、これだけ届きました。
相当、多いですよね。ハイライトした部分は楽天ゴールドカードへのアップグレードの案内なのですが、毎週のように送られてきてうんざりしてしまいます。
楽天カードに申し込んで以降、"楽天カード株式会社"以外からも、私の場合はメールが届きます。こちらに一例を書いていきます。
楽天カードニュース
楽天カード特典付きニュース
(私の場合は、他にも楽天ポイントカード・楽天会員ニュースからもメールが届きます。何と、一月で100通以上届きます。)
これだけメールが多いと、うんざりしますよね。そして最大のデメリットは、本来は見なければならない、クレジットカードの明細に関するメールを、見落としてしまう可能性がある点です。
クレジットカードの明細は、不正利用からあなたの身を守る上で毎月確認しなければならないものです。それが、大量のメールに埋もれてしまっては目も当てられません。
対策
不要なメールが来たら、配信停止するようにしましょう。
中には、メールの自動振り分け機能を用いて、楽天から来たメールを別で管理している方もいるようですが、それだと明細に関するメールを振り分けられてしまいます。実は、明細に関するメールも楽天カード株式会社から届きます。
ただ、広告メールは配信停止することが可能です。明細などの重要なメールは、きちんと届きますので、安心してどんどんメールの配信停止処理をするようにしましょう。
リボ払いをしきりに勧める
ゴールドカードへの乗り換えメール同様、リボ払いに関しても頻繁にメールが来ます。曰く、ポイントが1.8倍付与されるだの、リボ払いを申し込むことで支払いを後回しに出来るなど、良いことを強調して書いており、金利に関しては小さい文字でちょこんと書かれているだけです。
リボ払いは、15%近い金利を支払う必要があり、ポイントがたとえ1.8倍されたとしても、元を取ることは不可能です。
対策
特に手立てがあるわけではないのですが、リボ払いに関しては無視するしかありません。明細のメールにもリボ払いをオススメされますので、どうすることも出来ません。
リボ払いは手数料収入が発生することから分かる通り、楽天カードにとっては重要な収入源です。また、ジャックスカードなども明細通知のメールにリボ払いを勧める文言が書かれています。
にも関わらず、楽天カードだけ違和感を感じるのは、それだけリボ払いを勧めるメールが多いからだと思います。
誤解を生みやすいキャンペーンを行っている
私がこの記事を書こうと思った直接のきっかけは、このキャンペーンについてです。
楽天カードを1万円以上ご利用で当たる!最大2万ポイント
抽選で600名の方に期間中のご利用額に応じて~合計1万円以上・・・3000ポイント
合計5万円以上・・・5000ポイント
合計10万円以上・・・2万ポイント
一文目が大きく書かれており、パット見ただけだと1万円使うと2万ポイントも貰えるのかー、なんて凄いキャンペーンなんだ!と思いますよね?私も思いました。
ただ、下の方をよく読むと10万円以上使わないと2万ポイントは当たらないキャンペーンであることがわかります。
この誤解を発生させやすいキャンペーンの文言の書き方こそ、楽天カードを利用する上での第4のデメリットとなると思います。
対策
キャンペーンに関しては、メールの配信を停止すれば届くことはありません。
また、キャンペーン自体は楽天カードの公式webサイトへログインすれば全て載っています。
必要があれば、そちらの方を参照すれば良いでしょう。
また、申し込む時も、よく中身を読むようにしましょう。書かれていることと、中身はかけ離れている場合が多いので。
キャンペーンなどで獲得できるポイントは期間限定ポイント
楽天カードのポイントには二種類あることをご存知ですか。公式ホームページでも、ポイントという書き方が主となっているせいで、知らなかった人も多いのではないでしょうか。
期間限定ポイントとは、ずばり有効期限が決まっているポイントで、楽天カードであれば翌月末までに使わないと、失効してしまいます。
ただ、よく読めば書いてあります。読まなかったあなたが悪い、と楽天カードも主張したいのでしょうが、ちょっとどうかと正直思います。
ポイントの有効期間が短いことが第5のデメリットとなるかと思います。(ちなみに、公式ホームページ上にある、クリックするだけで1ポイント獲得可能なコーナーに関しても、あくまで期間限定ポイントが付与されるだけです。)
対策
有効期限は短いですが、言ってしまえば、その間に使い切ってしまえば良いのです。
通常ポイントよりも期間限定ポイントを優先的に使ってくれますので、そこまで使いにくいわけではありません。
更に、最近登場した楽天ぺイを利用すれば、実店舗でも期間限定ポイントを手軽に使うことが出来ます。
使い道はそこそこありますが、とにかく期間が短いことだけ注意するようにしましょう。
限度額内でリボ払いを利用しても手数料が掛かる
リボ払いは通常、月々の支払い額を設定します。この支払い額以内でしか、楽天カードを使用しなかった場合、通常はリボ払いにも関わらず一括払いと同様の扱いとなります。
これを逆手にとって、リボ払いの支払い上限額以下でしかクレジットカードを利用しないことにより、リボ払いによる高い還元ポイントを受け取りつつ、金利も一切発生しない、というお得な使い方ができるのです。
ただ、楽天カードでは、リボ払いと申し込んだならば、利用額以下の支払いであっても手数料を一ヶ月分請求する仕組みとなっています。
楽天カードのリボ払いは私たちにとっては、デメリットだらけの仕組みとなっているのです。
ETCカードが有料
年会費が540円掛かってしまいます。エポスカードであれば、無料ですのでここは大きなデメリットですね。
ETCカードのためにお金を払う必要は一切ありません。ETCカードがどうしても欲しいのであれば、他のクレジットカードを検討しましょう。
紙の明細書を郵送するのも有料
月額80円、年間換算すると960円も掛かってしまい、大きなデメリットとなっています。
最近は、明細書を郵送すること自体、有料化しているクレジットカードが多いので仕方がないですね。ただ、web明細を利用する以上、メールチェックは必ず行い、明細をチェックする意識は持つようにしましょうね。
不正利用されたかどうか、明細書をみて確認することはクレジットカードを持つ上で非常に重要です。明細なんて郵送されなきゃ確認しきれないよ、という方には楽天カードをオススメできません。
インビテーションが無い
これはあっても、いいのになーというサービスです。エポスカードは、一般カードを使い込むことでゴールドカードへのインビテーションが届く場合があります。
楽天カードもメールではゴールドカードへの乗り換えをしきりに広告しているのですが、どういうわけかインビテーションは発行されないようです。
それっぽい封筒にインビテーションを私たちに届けてくれれば、きっと何人かは申し込んでくれると思うんですけどね。今後に期待ですね。
サポートセンターの対応は?
他のサイトをみる限り、サポートセンターの対応をデメリットとして挙げている所が多かったので、項目として追加しました。
私が問い合わせした限りは、可もなく不可もなくというのが回答でしょうか。私は日曜日の11時ごろにに一度サポートセンターへ電話したことがありますが、10分程度でつながりました。
楽天カードを作った際、間違えてMastercardへ申し込んでしまい、審査が通る前に電話でJCBへ変更できないか問い合わせをしてみたのです。結果は、出来ませんの一点張りで、マニュアル対応感が否めなかったですが、大企業なのだからそこは目をつむりました。
これを、良しとするかどうかは個人の価値観になるかと思います。サポートセンターには基本的に期待していないので、日本人スタッフがマニュアル通りであっても対応してくれただけで私としては十分でしたね。
まとめ
いかがでしたか。楽天カードのデメリットについてまとめました。
デメリットだけを抜き出してみましたが、基本的にはあなた自身で対策することが可能なものばかりです。
また、デメリットばかりでなく、当然メリットも多くあります。以下の記事にまとめました。良かったら参考にしてみて下さい。