少しでも節約した!お金を増やしたい!という想いから株主優待とクレジットカード両方を積極的に利用している人は多くいると思います。これらは、全く関係の無いと思われがちですが、実は一部の企業に関してはクレジットカードを持った上でそのクレジットカード会社の株主になることで、大きな特典を得ることが出来る組み合わせがあります。
今回の記事では、株主優待がアップグレード出来るクレジットカードをまとめました。
丸井グループ
丸井グループでは、株主優待として以下の特典を提示しています。
所有株数 | マルイ内の買い物券 (年1回) | webクーポン (年2回) | エポスポイント (年1回) | |
---|---|---|---|---|
エポスカード | ゴールドカード プラチナカード | |||
100株~499株 | 1,000円分 | 1,000円分 | 1,000ポイント | 2,000ポイント |
500株~999株 | 2,000円分 | 2,000円分 | 2,000ポイント | 4,000ポイント |
1,000株~4,999株 | 3,000円分 | 3,000円分 | 3,000ポイント | 6,000ポイント |
5,000株~9,999株 | 4,000円分 | 4,000円分 | 4,000ポイント | 8,000ポイント |
10,000株以上 | 5,000円分 | 5,000円分 | 5,000ポイント | 10,000ポイント |
エポスカードというクレジットカードを持っていると株主優待としてポイントを付与されます。更には、エポスカードよりもエポスカードのゴールドカードを保有していた方が良い特典を得られます。
丸井グループの株価については、大体2,800円程度であり、これに配当金まで獲得できますので、マルイへ買い物にいったり、エポスカードを頻繁に使う人にとっては素晴らしい株主優待となっています。
エポスカードに関しては、年会費無料で作成可能ですが、ゴールドカードを作ろうと思うと、年会費が5,000円ほど掛かってしまいます。そのため、優待で獲得できるポイント以上の年会費を支払うことになってしまいます。
ただし、エポスカード作成後、インビテーションを受け取ることが出来れば、ゴールドカードを無料で持ち続けることが可能です。エポスカードのインビテーションに関してはこちらの記事にまとめました。
ちなみに、エポスカードのプラチナカードは富豪向けカードですので、無理して作成する必要はありません。
イオンカード
イオンカードとイオンの株主優待は凄く相性の良いものとなっています。
イオンカードの特典に関しては、以下の通りです。
- 毎月20・30日は買い物5%OFF
- イオングループでは、ポイント2倍(還元率1%)
一方、イオンの株主優待は以下の通りです。
- イオングループ内での買い物に対して、キャッシュバック実施(3%以上!)
- イオンギフトカードのプレゼント(2,000円以上)
イオンカードとイオンの株主優待を持っていれば、ポイントは付与されるし、キャッシュバックも行えるしで一石二鳥の効果を得ることが出来ます。大体、1年間にイオンにて100万円分使用したとして、還元される金額はイオンカードのポイント1万円+キャッシュバック3万円分+αで大体4万円以上の割引が期待できます。
中々の特典なので、積極的に狙っていきたいですね。ちなみに、イオンの株価も大体2,800円程度です。こちらに関しても、パフォーマンスが高いです。
楽天カード
楽天カードに関しては、楽天が株主優待を行っています。ただし、楽天カードを持っていたとして新しく株主優待が付与される訳ではありません。具体的には、以下の内容が付与されます。
1.楽天市場 200円クーポン4枚(800円相当)
2.楽天トラベル 国内宿泊クーポン(2,000円相当)
3.楽天Kobo対象期間中の電子書籍コンテンツ購入に対しポイント3倍
4.抽選で株主様限定楽天イーグルスグッズをプレゼント
5.楽天イーグルス主催公式戦観戦チケットを優待価格でご提供
6.抽選で株主様限定ヴィッセル神戸グッズをプレゼント
7.ヴィッセル神戸主催公式戦観戦チケットを優待価格でご提供
8.抽選で株主様限定FCバルセロナグッズをプレゼント
9.抽選で株主様限定ゴールデンステート・ウォリアーズグッズをプレゼント
10.楽天証券口座にて当社株式を保有する株主様限定
楽天証券における当社株式購入手数料30%ポイント還元
マーケットスピード利用料1年間無料
楽天カード自体、楽天市場内で買い物を行うと大量のポイントが付与されます。そのため、楽天市場内でのクーポンなどは使い勝手が良いですね。また、楽天トラベルの国内宿泊クーポンそのものは凄く良い株主優待だと思います。中々の金額を還元して頂けるようですしね。
その他のクレジットカード
セゾン系
セゾン系のクレジットカードとしては、シネマイレージカードやMUJIカード・セゾンアメックスなどが該当します。色んなクレジットカードを発行しており、一昔前までは株主優待を行っていたようです。
ただし、現在は株主優待を休止しております。
ジャックス系
ジャックス系のクレジットカードとしては、REXカードやリーダーズカードなどが該当します。結構、私たちへ還元してくれることに熱心な会社ではあるのですが、残念ながら株主優待を行ってはいません。
JCB系
JCB系のクレジットカードとしては、JCBオリジナルシリーズなどが該当します。ここの会社はそもそも上場しておらず、私たちが株を購入することが出来ません。当然、株主優待を私たちが受けることさえ出来ません。
三井住友カード
三井住友カードといえば、三井住友VISAクラシックカードや三井住友銀聯カードなどがあります。こちらの会社も三井住友FGの完全子会社となっており、私たちが株を購入することは出来ません。また、三井住友FGの株を購入しても、三井住友FG自体に株主優待がありません。
三菱UFJニコス
三井住友カードと同様の状況です。
まとめ
いかがでしたか。株主優待と相性の良いクレジットカードについてまとめました。基本的には、エポスカードとイオンカードに関しては、株主優待との相性が良いですが、これ以外に関しては、残念ながら優待が全くありません。
仕方のない面もありますが、少しでも節約しようと思ったら、積極的に株主優待を狙いつつクレジットカードを作成してみてはいかがでしょうか。
参考までに、クレジットカードのおすすめに関しては、別の記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみて下さい。