簡単・手軽な決済方法としてキャッシュレス決済を取り入れる方が増えてきています。
しかし、たくさん種類がありすぎて、どれが自分に向いているのかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそのような方の中でもしJCBカードを持っているならおすすめしたい、QUICPayについてご紹介します。
目次
QUICPayとは?
QUICPayとはスマホやカードをかざすだけで支払いが完了する、キャッシュレス決済と呼ばれる決済方法の1つです。
QUICPayの特徴は、サインやアプリの起動、事前チャージなどをすることなく利用できること、前払い式のSuica等の交通系の電子マネーと異なり、後払いになるということの2つですが、どうしてこのような特徴があるのでしょう。
それはQUICPayの設定・申込には、クレジットカードを必要とし、QUICPayの利用代金はクレジットカードの利用代金と合計して請求されるためです。
QUICPayは2019年6月現在170社以上のクレジットカード発行会社に対応しています。
また、AndroidのGooglePay、やiPhoneのApplePayから始めることができ、手順に沿って設定をすればすぐに使うこともできます。
かんたん決済!QUICPayが持つ豊富なメリット
QUICPayとは何かをおわかりいただいたところで、次はQUICPayのメリットを5つご紹介します。
ポイントが貯まる
QUICPayで支払いをすると、登録したクレジットカードのポイントやマイルを貯めることができます。
例えばJCBカードをQUICPayの支払いに指定すると、JCBカードのOkiDokiポイントを貯めることができるのです。
また、QUICPayの支払いでは、クレジットカードのポイントとショップ独自のポイントで、ポイントを二重取りすることが可能です。
コンビニ等でショップ独自のポイントカードを提示し、QUICPayで支払えば、二重にポイントを獲得できるので、ぜひ活用してみてください。
使えるお店がたくさんある
使えるお店が豊富な点も、QUICPayの魅力の一つでしょう。
コンビニ、外食チェーン店、スーパー、ガソリンスタンド、ドラッグストア、家電量販店、東京ディズニーリゾートなどで使用できます。
そして、現在もQUICPayを導入するお店が増えているので、利用できる機会がさらに増えそうです。
盗難・紛失時は保険があるから安心
QUICPayはもしも紛失・盗難にあった場合でも、QUICPayの支払いに指定されたカードと同様の保障を受けられるので安心して利用することができます。
また紛失・盗難にあった場合には、速やかにカード会社に連絡し、決済ができないよう利用停止としましょう。
カードや現金がなくても支払いができる
QUICPayを使用すれば、手持ちの現金が無くても支払いができます。
QUICPayの種類はカードタイプ、モバイルタイプ、その他タイプ(コイン型など)の3種類がありますがいずれも現金は必要なく、軽量なので今までよりもお出かけが身軽になるのはまちがいありません。
要チェック!お得なキャンペーン
QUICPayの公式ホームページには、適宜キャンペーン情報が掲載されます。
QUICPayのキャンペーンへの参加方法はさまざまですが、東京ディズニーリゾートのパークチケットが当たる、キャッシュバックなどなかなかお得な特典があります。
QUICPayを使って決済しているなら、定期的にキャンペーンについて確認するのがよいでしょう。
QUICPayはJCBカードが欠かせない!申し込みから使い方を解説
QUICPayのメリットについてご理解いただいたところで、次はQUICPayと相性の良いクレジットカードについて説明します。
QUICPayの支払いにはクレジットカードが必要なのですが、指定したクレジットカードによっては3種類(カードタイプ、モバイルタイプ、その他タイプ)のQUICPayのうち、使用できないタイプが出てきてしまいます。
QUICPayに対応しているカードの中でこの3種類全てに対応しているのがJCBカードなので、QUICPayを使用するならJCBカードを指定するのがおすすめです。
QUICPayの支払いにJCBカードを指定した場合の申し込み方法や使い方について解説していきます。
QUICPayの申込方法とは?
JCBカードを申し込むのと同時に、QUICPayの申し込みをJCBカードのホームページからすることが可能です。
参考ですがその他のQUICPayに対応しているクレジットカード各社でも、ホームページから申し込みが可能となっています。
もし、QUICPayに対応しないクレジットカードを持っている場合でも、JCBカードホームページから新たにJCBカードを作ってQUICPayを申し込むことが可能です。
QUICPayの設定方法と使い方
カードタイプは設定不要でそのままQUICPayを利用することができますが、スマホで使う場合には設定が必要になります。
スマホの場合、iPhoneを使うか、androidを使うかで設定方法が異なっているので、簡単に説明しましょう。
iPhoneの場合
Walletアプリから、itunesアカウントに登録済みのカードをセキュリティコードの入力だけで簡単に登録できます。
その後は画面の表示に従ってください。
難しければカメラでカードをスキャンするだけでも登録できるので、試してみるとよいでしょう。
androidの場合
スマホにGooglePayアプリが入っていない時にはダウンロードしましょう。
GooglePayアプリを起動し、「支払い」「+お支払い方法」「クレジット/デビッド/プリベイド」の順でタップします。
その後追加したいカードをカメラで読み込みます。
もしくはカード情報をデバイス上に入力しても構いません。
その後は画面の指示に従って本人認証を行ってください。
QUICPayのお店での使い方
登録が完了したら、QUICPayはいつでも使える状態になるので、QUICPay対応のお店で買い物できます。
QUICPayを使用して支払いをする際には、レジで「QUICPayで支払います」と伝えて、専用のカードリーダーにカードやスマホをかざします。
支払いが完了すると、「QUICPay」という決済音が鳴ります。
QUICPayで支払った分は、後日クレジットカードの利用分と合わせて請求が来るので、支払い忘れの無いよう注意しましょう。
QUICPayはいくらでも使えるの?
QUICPayの1回当たりの利用可能金額は、2万円までと決められています。
ただ、QUICPayは2種類あり、QUICPayの機能をより使いやすくしたQUICPay+なら2万円以上の利用が可能です。
QUICPay+はすべてのQUICPay対応店舗で利用できる訳ではなく、QUICPay+のロゴが掲示してあるお店のみで利用できます。
どっちがお得?JCBカード支払いとQUICPay支払いを比較
ここでQUICPayで支払いをした場合と、JCBカードで支払いをした場合どちらがお得なのか、比較してみましょう。
QUICPayの場合 | JCB一般カードの場合 | |
---|---|---|
チャージは必要? | 基本的に不要 | 不要 |
高額な買い物はできる? | 1回あたり2万円まで | 利用限度額の範囲内なら可 |
ポイントは加算される? | 加算される | 加算される |
ネット通販に利用できる? | できない | できる |
海外で使える? | 使えない | 使える |
ポイントの二重取りは? | できる | できる |
QUICPay支払い時のデメリットや注意点について
QUICPayはとても便利で使いやすいのがおわかりいただけたのではないでしょうか。
次はQUICPayを使用する上で注意しておきたいことについて説明します。
1回当たりの利用上限が2万円まで
上述しましたが、QUICPayで決済できる1回当たりの上限金額は2万円までと決められています。
もしも2万円以上の買い物をする場合は、以下の方法で対処する必要があります。
・クレジットカードで支払う
・QUICPay+対応店舗で買い物をする
使いすぎるリスクがある
QUICPayは、現金が無くても利用できるので便利な反面、お金を使うという感覚が少ないので使い過ぎてしまう可能性があります。
これはクレジットカードでも同様であり、計画的に利用しなければいざ支払う時にお金が足りないという事態になりかねません。
送られてきたクレジットカードの明細書をきちんと確認することも大事ですし、家計簿アプリなどを用いて管理するのもよいでしょう。
支払いは一括払いのみ
クレジットカードの支払いでは、回数を決めて分割払いすることもできますが、QUICPayはそれができません。
分割払いにしたい時には、QUICPayではなく、クレジットカードを使って支払うようにしましょう。
まとめ
QUICPayは日本国内でしか使えませんが、利用できる店舗は多数あり、支払いの速さはあらゆる決済方法の中でも群を抜いています。
カードやスマホが財布代わりになるので、現金の持ち合わせが無くても買い物ができる、財布の中から小銭を探す手間が省けるといったメリットがあります。
QUICPayを利用するには、クレジットカードが必要になりますが、すべてのカードに対応している訳ではありません。
JCBカードは、カードにQUICPayを搭載でき、設定すればスマホでも利用することができます。
JCBカードを持っているなら、ぜひあなたの生活に合った方法でQUICPayを活用してみてください。