クレジットカードの使い方としてイメージするのは、スーパーやコンビニ・ネット通販での利用だと思います。私もそうだと思っていました。
ただ、最近はクレジットカードの利用用途がどんどん増えてきて、ついに証券会社へ振り込むお金もクレジットカード払い可能となったのです。ちょっと、びっくりしたのでまとめていきたいと思います。
目次
クレジットカード払いで投資会社へお金を振り込めるカード
実は、そんなに数は多くありません。あるのは、エポスカードと楽天カードぐらいです。詳細は、各々説明しますね。エポスカードの方はかなり多くの特典がありますので、個人的にはおすすめですかね。
エポスカード
証券会社へ振り込むお金をクレジットカード払い可能になったのは、エポスカードを利用してtsumiki(積み木)証券へお金を振り込む時です。エポスカードを使用して他の証券会社へお金を振り込むことは出来ませんし、逆にtsumiki(積み木)証券からエポスカード以外のクレジットカードで支払うことはできません。
条件としては、凄く限られていますが、クレジットカードで投資が可能なだけありがたい話なのかもしれません。
ポイントが付与される条件
ポイントに関しては、初年度が0.1%分付与され、5年目には0.5%付与されるようになります。以降は、還元率0.5%となります。
- 1年目・・・0.1%
- 2年目・・・0.2%
- 3年目・・・0.3%
- 4年目・・・0.4%
- 5年目・・・0.5%
- 6年目以降・・・0.5%
エポスカードで支払った場合、通常0.5%分ポイントが付与されます。普段と買い物と変わらないポイントが、投資するだけで付与されるのです。個人的に、凄くオイシイと思います。
ボーナスポイントも獲得可能
更に凄いことに、tsumiki証券へエポスカードで支払ったお金がボーナスポイントの獲得金額として加算可能なのです。通常のエポスカードではないのですが、上位のエポスゴールドカードおよびプラチナカードでは、1年間に使用した金額に応じてボーナスポイントを獲得できるのです。
まとめたのがこちらの表になります。そう、実は単純にクレジットカード払いしたことによって獲得できるポイント以外にも、下記のポイントを獲得することが可能なのです。
年間利用額 | エポスゴールドカード | エポスプラチナカード |
---|---|---|
50万円 | 2,500ポイント | なし |
100万円 | 10,000ポイント | 20,000ポイント |
200万円~ | - | 30,000ポイント (以降、年間利用額が 200万円増加毎に ポイント10,000ポイント加算) |
エポスカードしか持っていない方にとって、エポスゴールドカードは敷居が高そうに聞こえますが、そんなことはありません。年会費も無料ですし、エポスカードをちょっと使い込めばエポスゴールドカードを作成可能なインビテーションをすぐに受け取ることも可能です。詳細はこちらの記事にまとめました。
投資可能な商品
さて、エポスカードを用いてクレジットカード払い可能なtsumiki証券ですが、少し特殊な証券会社です。基本的には、つみたてNISAのみの取り扱いとなります。ですので、投資をあまりやったことの無い方向けですね。順々に説明していきます。
つみたてNISAって何かご存知ですか。知らない方向けに金融庁のホームページより抜粋しました。
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
金融庁のホームページより
ポイントは3つあります。1つ目は非課税であること。通常ですと、儲けに対して20%もの税金が掛かりますが、つみたてNISAで投資した分に関しては税金が掛かりません。
2つ目は投資可能な商品が限定されていること。金融庁が認定した投資信託という商品しか購入できません。投資信託では、色んな株をパッケージ化して1個の商品として販売しています。これを購入するだけで、色んな株を購入したことになり、分散投資が可能となります。1個の株だけを買ってしまうと、万が一そこの会社が潰れてしまった場合に大損してしまいます。そういったリスクを回避できる商品のみを、つみたてNISAの対象としているのです。
3つ目は少額であること。年間40万円までしか、つみたてNISAの仕組みは使えません。これ以上投資したい場合は、つみたてNISAは使えません。
要は投資初心者向けの商品のみを扱っているんですね。投資を始めたいけど、何となく怖いイメージを持っている方々にぴったりの商品なのです。
サポートも受けることが可能
通常、投資というと、他人のサポートを非常に受けづらい分野でもあります。その点に関しても、全国にあるマルイのサービスカウンターで対応してもらえるそうです。特に、口座開設の段階では非常に頼りになると思います。必要な書類もそれなりにありますし、何かの時には頼りになると思います。
楽天カード
楽天カードもエポスカードと同様に、証券会社へ振り込むお金をクレジットカード払い可能なのです。ただ、楽天カードを用いて楽天証券へ振り込む場合限定です。ただし、楽天カードを用いて楽天証券へお金を支払っても、ポイントは一切付きませんのでご注意下さい。
世の中、なかなか上手くいきませんね。ちなみに、こちらに関しては基本的におすすめはしません。ポイントが付与されないのであれば、クレジットカードなど使わずに、通常の銀行振り込みで十分だと思います。
まとめ
いかがでしたか。証券会社への振り込みをクレジットカードで行えるカードについてまとめました。個人的には、投資信託を購入できてポイントも獲得できるのは、凄く素敵なサービスだと思います。
投資をする上で一番むずかしいのが最初の一歩を踏み出すことです。こういったわかりやすいシステムがあると、私達としても手軽に投資ができて助かりますね。是非、検討してみて下さい。
今回は以上になります。
参考までに、エポスカードの特典に関してこちらの記事にまとめました。投資でポイントが獲得できるという点以外にも様々なメリットがありますので、良かったら参考にしてみて下さい。