基礎知識

クレジットカードのデポジットについて - ホテルで大変なことにならないために –

ホテルのデポジット@イメージ図

日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカなどの海外のホテルではチェックイン時に滞在費だけではなく、デポジットを求められるケースがあります。

デポジットとは保証金のことで、宿泊費とは別でチェックイン時に請求されます。

海外ではデポジットが当たり前のため、ホテルのフロントであえて説明してくれませんので、ある程度事前に仕組みを覚えておきたいところ。今回の記事では、イマイチわかりづらいホテルのデポジットについて、解説しました。

クレジットカードを用いたデポジット請求について

ホテルのデポジットはクレジットカード払いで

デポジットとは

デポジットを直訳すると一時的な保証金という意味になります。海外のホテルでは基本的に請求されるものです。これは、ホテルの備品を持ち帰ったり、設備を壊してしまったお客様に対して、その弁償金を事前に請求するために行っています。最近だと、某国の方がホテルの備品であるタオルやドライヤーなどを持ち帰って問題になっています。こういった場合、デポジットで予め請求しておいたお金の中から、お客様に弁償金を支払ってもらうのです。

デポジットのやり方は色々あるのですが、下記の4つに大別されます。

  • クレジットカードのコピーを取る
  • クレジットカードに追加でお金を請求する
  • 現金をホテルに預ける
  • (自分が信用できる人間だとホテルに思わせるられる身分になる)

以下、順番に説明していきます。

デポジットのやり方1「クレジットカードのコピーを取る」

クレジットカードのコピーさえあれば、あとからクレジットカード会社を経由していくらでもお金をお客様へ請求できます。そのため、当初はクレジットカードのコピーがデポジット代わりとして用いられていました。

しかし、最近はクレジットカードの偽造が容易になったせいか、使えないクレジットカードをホテルへ提示する人が多くなりなってきました。そのため、別の対応策を取るようになりました。

デポジットのやり方2「クレジットカードに追加でお金を請求する」

そこで、近年ではクレジットカードに予めデポジット料という名目で仮請求する手法が採られています(専門的には、プリオーソライゼーションと呼びます)。請求する金額は宿泊費1~2泊分です。こうしておけば、もしホテル側のドライヤーなどが盗まれたとしても、予めデポジットとして支払われている金額の中から、必要な分だけ使うことができます。また、お客様が持ってきたクレジットカードが使えるか使えないかも一発でわかります。

ということで、最近ではこの事前請求するやり方がメジャーとなってきています。

チェックイン時にデポジットという名目で保証金が請求されるのです。従って、事前に宿泊費をウェブ経由で支払っていたとしても、別途デポジット分のお金をホテルへ支払う必要があります。注意して下さい。

デポジットの返金金額・時期

クレジットカードでデポジット分の金額を支払った場合、基本的には全額返金されます。全額返金されないということは何かやらかしています。レストランやホテルの設備利用料をデポジットの中から請求されるケースもあるので、その点を思い出してください。ホテルの利用明細書も確認しましょう。それでも、思い当たる節が無いのであれば、ホテル側に連絡しましょう。

また、お金の返金時期ですが、通常はホテルをチェックアウト後2,3日以内です。ただし、繁盛期であればもう少し掛かるかもしれません。クレジットカード払いをしている場合、オンライン上でデポジットが請求されていることを確認可能です。心配な方は、カード会社の会員サイトをチェックし、不備があった場合はホテルへ連絡するようにしましょう。

海外ホテルの予約サイトを見ると、デポジット不要という謳い文句のホテルが記載されています。ただ、ここで言うデポジットは予約サイト自身にデポジットを収めなくても良いという意味です。ホテルに到着後に支払うデポジットは別途支払う必要があります。くれぐれもご注意下さい。

デビットカードでデポジットを支払う場合

デビットカードを用いてデポジットを支払うことも出来ますが、この場合は銀行口座から引き落とされます。(デビットカードが何なのかはこちら)ただ、クレジットカード同様きちんと返金してくれるので、デビットカードで支払っても特に問題ないです。銀行口座にデポジットを支払うだけのお金を事前に預けておかないと、ヤバいですが・・・。

プリペイド式クレジットカードでデポジットを支払う場合

海外旅行される方の中にはプリペイド式のクレジットカードを用いている方がいるかもしれません。プリペイド式クレジットカードを所有している方の場合も同様にデポジットを余計に支払われます。そのため、デポジットの支払い分を含めた額をクレジットカードにチャージして下さい。

プリペイド式クレジットカードの場合、ICチップが付いていないものも相当数あります(LineペイやエポスVISAプリペイドカードなど)。実は欧州圏では、ICチップを用いた決済しか認めない方向にシフトしており、一部ホテルではICチップが無いと決済が出来ないケースもあります。すると、デポジットをクレジットカードで支払えなくなってしまいます。

プリペイド式クレジットカードは安全性の観点でも使用をオススメしたいのですが、ことホテルに限っては通常のクレジットカードを持って旅行した方が良いと思います。何より、ホテルでデポジットや宿泊料金を支払う分には、クレジットカード払いでも十分安全性を確保できていますので。

現金でデポジットを支払う

ホテルでのデポジットはクレジットカード以外は厳しい
クレジットカードやデビットカードを持っていない場合、デポジットは現金で支払う必要があります。これは逃れられませんので、「自分は現金でしか支払わない」と主張するのであれば、こういった分のお金も余分に準備しましょう。

ちなみに、現金でデポジットを支払った場合、そのお金が返って来ないケースもあります。日本人という外国人がホテルに予約をしている以上、まともにクレームを入れられるはずがないのだから、本来は返金しなければならないデポジットを返さずにおこう、と考える悪い人達もいます。これをされると、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。

絶対に、私はクレジットカードなんて持たないんだ、という方以外、海外旅行へ出かける前にクレジットカードを持つことを強くオススメします。

海外では、クレジットカードが身分証明書の代わりとしての役割も果たします。海外では、簡単にクレジットカードを作ることが出来ないため、パスポートとともにクレジットカードを持っているだけで”あなたが信用に値する人間である”ということを周囲に示せているのです(アメリカでクレジットカードを作ろうと思ったら、最低でも1年は掛かります!)。

日本であれば、簡単にクレジットカードを作れます。身分証明書代わりという意味でも、クレジットカードを作っておく価値は高いと思います。

まとめ

ホテルでのデポジットはクレジットカードがお得です
いかがでしょうか。現金だけで旅行をしようという方には、デポジットはちょっと耳の痛い話だと思います。ただし、クレジットカードさえ準備すれば上の問題は一挙に解決します。アメリカでクレジットカードを活用できる場面はまだまだあります。

クレジットカードの利便性をわかって頂けると、私としてはうれしい限りです。

今回は以上になります。


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ブログ執筆者の徳川と言います。

クレジットカードの紹介・便利な使い方・基本的な知識についてまとめています。私の知識を皆さんと共有して、少しでも皆さんの家計の節約に貢献できたらな、と考えています。

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