VIASOカードをご存知でしょうか。三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードで、ポイントが自動キャッシュバックされる、珍しいクレジットカードです。
気になるのは、どのような特徴のクレジットカードでどのような人向けなのか、ですよね。そこで、今回の記事では、そんな気になるポイントを解説しました。
目次
基本スペック
項目 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
ブランド | Master Card |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外傷害保険 | 利用付帯 |
利用可能枠 | 10万円~100万円 |
年会費が無料
クレジットカードの中には年会費の掛かるものと掛からないものがあります。更には、条件付き(年1回以上利用する・年◯◯円以上利用する、、など)で無料になるものがあったりと、色んな形態があります。VIASOカードに関しては、無条件で年会費が無料となっており、少なくとも、持っていてあなた自身が損をすることはないです。
ブランドがMaster Card
クレジットカードを作る以上、使えないと意味がありません。VIASOカードが採用しているブランドはMaster Cardといって、クレジットカード業界ではVISAに次ぐ地位を築いています。
そのため、使える店舗数も国内・海外ともに多いです。国内でもVISAとMaster Cardブランドは大抵の所で支払うことが出来ます。更に、海外でも210カ国以上で使うことが可能です。
クレジットカードを作る上でオススメのブランドの1つです。
VIASOカードの特徴
ポイントが自動的にキャッシュバック
クレジットカードに限らないですが、あなた自身が貯めたポイントは基本的にあなたが自分から使わないといけません。ただし、ポイントには有効期限があるため、期限が来てしまうと失効してしまいます。そのため、ポイントを使おうと思ったら、期限切れでがっかりしてしまった経験はありませんか。実際に、遭遇するとち、がっかりしますよね。
その点、VIASOカードで貯めたポイントは自動的に使われていくため、このような心配をする必要がありません。ちょっと、面倒くさがり屋の人にぴったりのクレジットカードとなっています。
基本的に、クレジットカード会社からすれば、内心ポイントなんて使って欲しくないと思っています。それが、会社の収益になりますので。ただ、そういう本音はおいておいて、ポイントを自動的にキャッシュバックしてくれる点は素直に評価できますね。
特定の支払い時に VIASOカード利用でポイント2倍
VIASOカードに関しては、以下の支払いを行った際、通常の二倍の1.0%分、ポイントが付与されます。
- ETCマークのある全国の高速道路・一般有料道路の通行料金
- 携帯電話・PHSの利用料金(NTTドコモ、au、ソフトバンク、Y!モバイル)
- インターネットプロバイダーの利用料金(Yahoo! BB、@nifty、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN)
日常的な支払いで使う頻度が高いものばかりですね。使用頻度の高そうな支払いに対してポイント2倍は太っ腹な対応だと思います。上で紹介した支払い専用にVIASOカードを作るのも一つの手かと思います。
VIASOカードのeショップ利用で最大10%還元
VIASOカードの通常の還元率に対して上乗せする手段は他にもあります。皆さんもインターネット通販(楽天やamazonなど)を利用したことのある方はそこそこ多いと思いのではないでしょうか。
実は、三菱UFJニコスが運営する"VIASO eショップ"を経由して商品を購入するだけで、通常のクレジットカード払いのポイント還元に加えて、0.5~10%ものポイント還元を受けることが可能となります。
実際の所、相当お得になりますね。尚、eショップ上に登録されている主なサイトは以下の通りです。
- 楽天市場
- amazon
- ベルメゾン
- DHC
- ショップチャンネル
- ZOZOTOWN
結構、メジャーなお店もそろっていますね。上で挙げたお店のうち、一つでも結構な頻度で利用しているものがあるのであれば、VIASOカードも候補の一つに入ると思います。
海外傷害保険付き
年会費無料のクレジットカードは、経費節減のため、海外傷害保険が付いていないものが多い中、VIASOカードに関しては、海外傷害保険付きのものとなっています。
海外へ行った際に万が一病気などに掛かってしまうと、医療費が高額なことから、中には数百万円近い請求が来てしまう事例があります。そういった万が一に備える意味でも、VIASOカードは優れたクレジットカードとなっています。
こんな人におすすめ!
昔からある信頼性の高い会社のクレジットカードが欲しい方
クレジットカードは色んな会社が出していますが、VIASOカードの発行元は三菱UFJニコスです。三菱系列の会社が発行しているため、ブランド価値という意味で一定の信頼感がありますよね。
クレジットカードは昔ながらの企業が発行しているものばかりでなく、比較的新しい企業が出していることも多いです。その点、三菱系が出しているVIASOカードはブランドを重視する人にとっては、おすすめのクレジットカードとなっています。
歴史だけみれば、三井住友カードの方が古く、色々と最新の技術を導入しているのも事実です。ただし、三井住友カードに関しては年会費が掛かってしまうカードが多いです。その点では、VIASOカードに軍配が上がります。
ポイントを使うのが面倒な人
大抵のクレジットカードでポイントを使おうと思ったら、クレジットカードのサイトに飛んで申請を出して、やっと使えるようになります。
一方、VIASOカードに関しては、自動的にポイントをキャッシュバックしてくれます。具体的には1000ポイント分、ポイントが貯まったら、自動的に使われていきます。
そのため、ポイントの使い忘れが無くなりますので、これはこれで結構便利な機能です。人によってはポイントを失効させてしまって、悲しい思いをした方もいるかと思います。そんな人にこそ、VIASOカードはおすすめしたいですね。
家族カードを作りたい人
年会費無料の他のクレジットカードでも家族カードを作ることが可能です。ただし、年会費のかかってしまうものや、そもそも家族カードを作れないものさえあります。
ただし、VIASOカードに関しては、家族カードを無料で作れますし、年会費も掛かりません。主婦の方で旦那さん名義のクレジットカードで何か買いたい時とかに、家族カードは便利なので、おすすめですね。
VIASOカードのデメリット
良い部分もあれば、悪い部分もあります。ここからは、VIASOカードの良くない所に関して、解説していきたいと思います。
明細書を郵送した場合、一通あたり90円掛かる
最近の流れでもあるのですが、クレジットカードの明細書に関しては、VIASOカードも紙で郵送した場合は有料(一通あたり90円)なっています。明細書に関しては、個人的には紙で郵送した方が良いとは思っているのですが、仕方がありません。
ただ、VIASOカードの対応が悪いということではありません。VIASOカードだけでなく、大手のクレジットカードであっても、紙で明細書を郵送する場合は有料となっているケースが多いです。
どうしても紙で明細書を郵送してほしい場合は、毎月の90円の支払いを覚悟するか、別のクレジットカードを作ったほうが良いでしょう。
例えば、セゾン系のシネマイレージカードなどであれば、紙での明細書の郵送を無料で行っています。
ETCカード目的でのVIASOカード作成
VIASOカードでもETCカードを作ることは可能ですが、残念ながら、年会費は無料なのですが、作成手数料という名目で1080円分最初に請求されてしまいます。
大した額じゃないといえば、そうなのですが、ETCカードの作成無料のクレジットカードもある中、微妙かもしれません。
ETCカードなんて作らないよ!という方であれば、問題ないのですが、少しでも気になっているのであれば、少し検討した方が良さそうですね。
ETCカードに関しては、こちらの記事にまとめました。
まとめ
いかがでしたか。VIASOカードについてまとめました。ポイントが自動的に消化される点・海外傷害保険付きである点・ブランド価値にメリットがある反面、ETCカードの作成手数料が掛かる所や、明細書を紙面で届けてもらおうと思ったら、月90円掛かるというデメリットがあります。
デメリットを気にされないのであれば、良いクレジットカードになるかと思います。是非、作成を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります。
参考までに、当サイトがおすすめするクレジットカードに関して、こちらの記事にまとめました。よかったら参考にしてみて下さい。